ガセリ菌の内臓脂肪低減のメカニズム|痩せる事はできるのか?
2020/12/27
「ガセリ菌の内臓脂肪低減のメカニズム|痩せる事はできるのか?」
皆さんは、どのくらい乳酸菌の事をご存知でしょうか?
ヨーグルトなどに含まれている乳酸菌は、腸内環境を整えていきます。
腸内環境を整えることは、体調管理をしていく上でとても重要になってきます。
そして、その乳酸菌にも多くの種類があることをご存知でしょうか?
今回は乳酸菌の一種である「カゼリ菌」の事をまとめましたので、参考にしてみてください。
目次
ガセリ菌とは
Q「ガセリ菌ってなんなの?」
A「ガセリ菌は生きたまま腸に届き、長く住み着く特徴を持っている乳酸菌です♪」
ガセリ菌とは乳酸菌の一種で、人の体内にももともと存在しているもので善玉菌の代表格です。
ヨーグルトなどでよく知られている乳酸菌は、腸内環境を整えるのにとても役に立ちます。
しかし多くの乳酸菌は酸に弱く、体外に排出されるか死滅して腸まで届かないことが多いと言われています。
最近では研究も進み、ガセリ菌も注目されるようになりました。
生きたまま腸に届く
ガセリ菌は他の乳酸菌とは異なり生きたまま腸に届き、腸に長くとどまるという役割を持っています。
そして乱れがちな腸内環境や体内環境を健やかに整えるという働きがあります。
善玉菌を増やす作用を持っているので摂取することで腸の働きが活発化し、便秘の解消にも繋がると期待されています。
ダイエット効果
期待できる効果としては整腸作用のほか、コレステロール値の低下や内臓脂肪の減少などが挙げられます。
また、腸内環境を整えることはストレスの軽減にもなると言われていますので、自律神経の乱れを抑制できる可能性も高くなります。
そのため、ガセリ菌を継続的に摂取していくことで、健康的な毎日を送ることができ、ダイエットにも効果が期待されているので、女性の間では大変人気となっています。
ガセリ菌は体内にいい影響をもたらしますし、痩せる事を考えている女性には嬉しい働きを持っている乳酸菌です。
内臓脂肪低減のメカニズム
Q「ガセリ菌で痩せる事が出来るの?」
A「論文で内臓脂肪の低減が見られたことが発表されています♪」
ヨーグルトには使用されている乳酸菌によって、味や効果にも異なりがあります。
特にガセリ菌は内臓脂肪を減らす効果に注目が集まっているため、ダイエット効果も高いのではないかという口コミが広がっています。
痩せる事はできるのか?
ガセリ菌は免疫力や代謝、脂肪吸収にかかわる小腸に長くとどまるため、内臓脂肪が減りやすいというメカニズムになっています。
ガセリ菌の内臓脂肪抑制の効果については2009年に論文として発表が明らかにされています。
大手食品メーカーや大学、病院の共同で行われたもので、更には肥満気味の男女を2グループに分けてガセリ菌を含む発酵乳と非発酵乳を12週に渡り摂取してもらったという実験がなされています。
その結果、ガセリ菌を含む発酵乳を摂取していたグループには、内臓脂肪や皮下脂肪の減少が見られたということが分かりました。
また、肥満は脂肪組織が炎症を起こしている状態であり、ガセリ菌を摂取することよって炎症を抑えられ、肥満が解消されていくのではないかと考えられています。
データとしてはこのように十分に実証済みのものがありますので、内臓脂肪を減らす効果は大いに期待できるでしょう。
痩せる事を考えている女性に、人気があるのもこうした点からだと考えられます。
今回、「ガセリ菌 SP 株」の内臓脂肪低減のメカニズムを調べたところ、「脂質に働きかけて脂肪酸への分解および吸収を抑制すること」、および「腸管バリア機能を保護し、炎症物質の流入を抑制すること」の二つの作用によって、脂肪蓄積と内臓脂肪組織の炎症を抑制することが分かりました。
メグミルクより
ガセリ菌は老化防止にも?
Q「ガセリ菌は老化防止にも?」
A「腸内環境を常に善玉菌で占めておく事で老化防止も期待できます♪」
体内には善玉菌と悪玉菌がありますが、中でもガセリ菌は悪玉菌クロストリジウムを減らす作用があると言われています。
クロストリジウムとは
クロストリジウムは悪玉菌の代表格であり、有害物質や発がん物質を作ることで知られています。
また老化をすると腸内環境も老化するという悪循環が起こるので、悪玉菌も増えやすくなり老化もしやすくなります。
ですが悪玉菌を減らすためには善玉菌を増やすことが基本ですので、ガセリ菌を摂取し腸内環境を常に善玉菌で占めておくことにより病気や老化防止の効果も期待できます。
悪玉菌の代表格であるクロストリジウムを撃退することは健康に大変役に立ちます。
腸は第二の脳と言われていますので、活性化させ便通をよくするといった意味でも、老廃物や体に溜まったよくないものを体外に排出するという意味でも、老化防止に役立ちます。
3ヶ月も生きている
ガセリ菌は日本から生まれたものですので、日本人の体とは相性がいいと考えられます。
そして、胃酸にも強く3ヵ月ほど生きたまま腸内にとどまってくれますので、腸内での働きも増えて悪玉菌の減少と内臓脂肪の減少が大いに期待できます。
また条件があえば棲みついてく性質を持っています。
そのため腸内に不安のある人や老化を防ぎたい人はぜひ試してみましょう。
ガセリ菌の便秘と下痢の改善効果
Q「ガセリ菌を摂ると便秘?それとも下痢に?」
A「慢性的な下痢の方なら腸内環境を整える事で、快便・下痢の改善効果が期待できます♪」
ヨーグルトを摂る
乳酸菌は主に整腸作用がありますので、ヨーグルト等でガセリ菌を毎日摂ることで、便秘は解消され快便になります。
ガセリ菌は快便になるだけではなく下痢の改善効果にも期待されています。
もともと乳酸菌ですので、摂取し続ければ悪玉菌が減ることにより、下痢も解消されます。
人によっては食べ方に工夫を
食べても下痢をしてしまうという人は、ホットヨーグルトなどにして食べてみることをおすすめします。
更に突然来る急性的な下痢の場合はヨーグルトを食べるのに適さないので腸を十分に休ませることが重要です。
慢性的に下痢の人は、腸内環境を整えることが必要になってきますので、毎日少しずつヨーグルトを食べることをおすすめします。
ヨーグルトを食べることによって日常化している下痢は解消されていくことが多いです。
特にガセリ菌の含まれたヨーグルトは日本人の体質に合い、善玉菌も増やしてくれますのでおすすめと言えるでしょう。
食べすぎにも注意
食べすぎても逆効果ですので、目安は1日100gから200gを毎日続けるようにしましょう。
どの食品でもそうですが、摂取のし過ぎはよくありませんので、なるべく目安を守って続けるようにしていくことで、効果が発揮されやすくなると考えられます。
焦らず改善していくことがポイントです。
こんな女性にオススメ
Q「女性にオススメの理由は?」
A「健康作りや美肌作り、そして痩せる事をトータルにサポートしていくからです♪」
内臓脂肪や皮下脂肪を減らしたい女性や、痩せる事を考えている女性、腸内環境を良くしたい、健康を維持したいという女性にガセリ菌の含まれたヨーグルトはおすすめとなります。
またヨーグルトを使用したダイエットを考えているという女性に向いています。
現在ではガセリ菌ダイエットという言葉も巷で流行っているようです。
ガセリ菌は生きたまま腸まで届くので、食後に食べたほうがより多くのガセリ菌を腸に届けることができると言われています。
オリゴ糖で吸収率UP
置き換えダイエットで行いたい場合は、オリゴ糖などと一緒に摂取をすると吸収率がよくなります。
特に夜食にするには向いていますので、試してみることをおすすめします。
また、ガセリ菌は免疫力を向上させることにも期待が持たれています。
そのため、ダイエットだけではなく、免疫力を向上させたい人、免疫力が低下している女性にも適しています。
健康管理に
ガセリ菌はただ腸内環境鵜を整えダイエットに効果が高いというだけではなく、さまざまな健康維持や老化の防止、病気の予防や美容のために働いてくれる効果が期待できますので、積極的に摂取していくようにしましょう。
体内のあらゆる面をサポートしてくれるのがガセリ菌となります。
まとめ
「ガセリ菌の内臓脂肪低減のメカニズム|痩せる事はできるのか?」いかがでしたか。
腸内環境を整えることは、健康作りや美肌作りにも繋がっていきます。
また便秘になりやすい女性にとっても、ガセリ菌を摂ることはオススメです。
是非、腸内環境を整えることを意識して、健康的な体作りをしていきましょう。
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