肌くすみ原因は血行不良?顔のくすみをとる方法は?
2018/05/03
顔のくすみの原因てご存知でしょうか?
そして、くすみをとる方法をご存知でしょうか?
年齢を重ねるごとに、くすみになってしまうリスクは上がっていきます。
今回は、顔にくすみが出来てしまう原因や、今から出来るくすみのとり方などをまとめましたので、参考にしてみてください。
目次
血行不良によるお肌のくすみとは
血行不良による肌のくすみは大きく分けると2つの原因にわかれてきます。
疲労やストレス
ひとつめはいつも顔の色が悪い、顔全体の印象が疲れている、くすんで見えるなどの状態の人は、血行不良による肌のくすみの可能性があります。
疲労やストレスなどによっても顔の血行不良は起こりえます。
ターンオーバーの乱れ
もうひとつは血行不良によって、肌のターンオーバーが乱れることて、肌の角質が厚くなってしまい、くすみの原因になってしまっているということです。
血行不良のくすみに関してですが、血液は肌の表面に近いところを流れているので、外からは透けて見えているのです。
血行が良い人はほんのりと赤みを帯びて見えるのです。
血行が悪い人は濁った感じで見えてしまいます。
血液の赤みは血液の中のヘモグロビンという色素によるものです。
血行がよくて酸素量も多い血液中では、ヘモグロビンは酸素と結合し、酸化ヘモグロビンとなり赤色になります。
血行不要で酸素が少ない状態になると、ヘモグロビンは酸素と解離してしまい、還元ヘモグロビンとなってしまい、濁った赤紫色になってしまいます。
濁った赤紫色によって血行不要によるくすみが出てきてしまうのです。
二つ目のターンオーバーは、新しい肌に入れ替わる新陳代謝のことになります。
顔のくすみの原因は
血液の流れ
顔がくんでしまう原因ですが、真皮内には毛細血管がたくさん通っています。
血液が毛細血管の中を流れるとき、酸素や栄養素などを細胞へ送り出すのですが、反対に細胞から二酸化炭素と老廃物を血液に戻しているという、物質交感が行われているのです。
肌に与える栄養素を運ぶのが動脈、新陳代謝のために老廃物を運ぶのが静脈やリンパ管になります。
スキンケアが効果なくなる?
流れが滞ってしまうと、細胞のために必要な栄養素や酸素を送ることができないので、肌の新陳代謝であるターンオーバーを遅くしてしまう原因になってしまいます。
ターンオーバーが乱れると肌トラブルの原因になってしまい、栄養が行き届かなければスキンケアで使用した化粧品も意味がありません。
老け顔になってしまう!?
肌細胞が再生されなければ肌はツヤやハリがなくなってしまいます。
顔のくすみの原因は顔の血行不良によっておこるトラブルであると言えます。
血流が低下してしまい肌の赤みが減少することによって、黄色や黒ずみなどが目立ってしまうのです。
皮膚の新陳代謝が低下することで角質が厚くなってしまうので、メラニン色素が沈着しやすくなり、肌の透明感もなくなってしまうのです。
目の下のくまなどのトラブルも血行不良が原因のひとつで、見た目年齢にも影響していきます。
どんな女性に多いのか?
血行不良によるくすみになりやすい女性は、疲労、過度なストレス、寝不足、喫煙、栄養不足、冷えなどのある女性に多い症状です。
睡眠や栄養を摂ることは基本
睡眠不足や栄養不足に関しては、血行不良の症状だけではなく、すべての身体の調子に関わってくることなので、しっかりと栄養を取って、夜はしっかりと睡眠を取れる環境を整えることが重要です。
子育てなどで寝る時間を削っている女性も多いと思いますが、注意して生活をするようにしましょう。
長時間の同じ姿勢
仕事をしている女性ではデスクワークの人も多いです。
同じ姿勢のままじっと仕事をしていることの多い女性は、血行が悪くなりがちです。
一時間に一回は席を立って同じ姿勢をキープしないこと、軽いストレッチを適度に行うなどの工夫が必要になってきます。
また会社の最寄り駅より一駅手前で降りて歩くなどの日常生活に軽い運動を取り入れることもおすすめします。
シャワーで済ませていませんか?
夏場などはお風呂は湯船に浸からずにシャワーで済ませてしまう女性なども要注意です。
夏場でも湯船に浸かるようにして身体の芯から温めてあげることが血行をよくするためには有効です。
これらの行為は血管を収縮させる交感神経を優位にさせるものです。
血行不良になってしまう行動はなるべく回避するようにしましょう。
くすみの改善方法
くすみの改善方法ですが基本的に血行を良くすることで改善されることが多いです。
マッサージに注意
顔のくすみや目の下のくまを解消させようとして、強めのマッサージなどを行うことはおすすめできません。
マッサージは血行を促進させることはできるのですが、強すぎる刺激や摩擦は肌をいためてしまいます。
それが逆にシミやシワの原因になってしまうのです。
湯船に浸かる
血行をよくするためには、お風呂では湯船につかって身体を温めるのがおすすめです。
また運動を行って全身の血行を良くすることもおすすめです。
スキンケア選び
くすみ対策としては、血流の流れを良くしていきターンオーバーを正常化することが重要になってきます。
リンパの流れを良くしていきターンオーバーを正常化させるリフトケアジェルなどがオススメです。
レーザー治療
なかなかとれないくすみなどは、美容クリニックを受診してみるのも良いでしょう。
美容クリニックではレーザー治療を行います。
レーザー治療は肌の表面にダメージを与えることなく血行を促進させることが出来ます。
レーザーはメラニンを破壊する作用があるので、美白効果を確実に期待することが可能です。
また繊維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲンの生成を促す効果もあるので、目の下のたるみなどにも効果を期待することが出来ます。
顔の血行不良は肌トラブルを引き起こすだけではなく、全身の酸欠や栄養不足を起こしてしまい、病気のもとになってしまいます。
食生活ではビタミンEや鉄分を摂取するようにしましょう。
顔の血行が促進されると
顔の血行が促進されるとお肌が透明感を取り戻してきます。
ホットタオルを使う
顔の血色を改善するためにおすすめな温める3つの方法ですが、1つ目は首と顔をホットタオルで温めるという方法です。
顔周りの血流やリンパの流れを促進させることが出来るのが、手軽に行うことの出来るホットタオルを使った方法です。
レンジで温めてホットタオルを顔にのせ、顔全体を温めてあげます。
首の周りにもホットタオルを巻いて、血色の改善効果を高めていきます。
首の周りには大きなリンパ節や血管が集まっているので効果的です。
全身を温める
入浴で全身を温めることももちろんおすすめの方法です。
入浴は全員を効率的に温めることが出来るので、冷えを解消させることが出来ます。
身体が温まると筋肉の緊張をほぐしたり、血行促進にもつながっていきます。
リンパの流れをよくするためには、入浴中に軽いストレッチを行うことをおすすめします。
身体を温めるものを食べる
身体を温める食材を摂取するのもおすすめです。
身体を温める効果のある食べ物は、鮭、じゃがいも、オレンジ色の食材、赤みの肉、トウガラシ、ぶどうなどです。
これらの食材を積極的に毎日の食事に取り入れて、冷えない身体作りを目指していきましょう。
顔の色を改善させるためには様々なことを行っていくことをおすすめします。
まとめ
「肌くすみ原因は血行不良?顔のくすみをとる方法は?」いかがでしたか。
顔のくすみは見た目年齢に影響してきます。
今回ご紹介したセルフケアで、お肌のケアしてみましょう。