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顔や背中のマラセチア毛包炎はうつるのか?跡にならないためには?

2017/12/31

 

「顔や背中のマラセチア毛包炎はうつるのか?跡にならないためには?」

 

 

ニキビケアをしていても、なかなか治らない方はいませんか?

 

小さなぷつぷつが出てきて、痒みを伴っている方はいませんか?

 

もしかしたら「マラセチア毛包炎」かもしれません。

 

今回はマラセチア毛包炎の特徴やニキビとの違いなどをまとめましたので、参考にしてみてください。

 

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マラセチア毛包炎とは

 

Q「マラセチア毛包炎って聞いたことがないんだけど?」

A「一見、ニキビにも見えますが、全く違うものです」

 

 

 ニキビと似ている?

 

マラセチア毛包炎は、毛穴の炎症でマラセチア菌の異常繁殖によって引き起こされる皮膚の炎症です。

 

マラセチア毛包炎はニキビと似ているのですが、ニキビではないためニキビの薬では治らない皮膚の炎症です。

 

もし、ニキビが出来てしまいニキビ専用の塗り薬や化粧品を使っていても一向に改善されないのであれば、マラセチアの可能性もあることを覚えておきましょう。

 

ニキビとマラセチアの見極めは、皮膚科などで調べる事が一番ですが、セルフチェックでもある程度見極める事ができます。

 

見極め方については後程。

 

 

 

 カビの一種

 

マラセチアは常在菌でカビの一種の真菌でマラセチア毛包炎の原因となる菌ですが、ニキビの原因はアクネ菌という細菌です。

 

マラセチアは健康な皮膚の表面にいる常在菌なので誰にでも発症する可能性があり、皮脂を好む傾向があるため汗をかきやすい季節に活発になることがあります。

 

マラセチア毛包炎はデコルテや背中、肩や腕、顔や頭皮などに発生しやすいのが特徴です。

 

マラセチアは脂肪を栄養としている菌なので、背中や顔、そして頭皮などに常駐菌として多く存在しています。

 

発症する場合には、皮脂を分解した際に炎症を起こす場合と、繁殖したマラセチア菌を異物と判断して免疫反応が起こった場合が考えられます。

 

 

 

ニキビとの見分け方

 

Q「マラセチア毛包炎とニキビを見分けることはできないの?」

A「特長を知ることである程度見分ける事ができます」

 

 

マラセチアはニキビと似ているのが特徴です。

 

マラセチアとニキビとの違いを知るには皮膚科による検診が一番なのですが、セルフチェックでもある程度見極めができます。

 

 

 痛みでわかる?

 

ニキビが出来てしまった人ならわかると思いますが、ニキビがでいると痛みを伴う事があります。

 

しかしマラセチア毛包炎の場合、あまり痛みを感じる事がありません

 

この事から、特に背中に出来てしまうマラセチア毛包炎は気づきにくいという特徴がわかります。

 

 

 見た目の違いは?

 

マラセチア毛包炎の場合、赤くてやや光沢のある小さなぶつぶつが広範囲にできる性質があります。

 

ニキビになった場合、白ニキビなら毛穴に皮脂が溜まった状態、黒ニキビなら毛穴の部分が酸化して黒くなります。

 

ただし赤ニキビの場合は、赤くなるのでマラセチア毛包炎との見分けが難しいかもしれません。

 

 

 ニキビ対策では治らない

 

マラセチア毛包炎は、ニキビの原因であるアクネ菌とは全く違うカビの一種。

 

お肌を清潔にするなどのケアは良いとしても、ニキビ対策としてのクリームや塗り薬では効果が期待できません。

 

ニキビケアをしていても一向に変化がないのなら、マラセチア毛包炎の可能性があります。

 

 

 

 

マラセチア毛包炎の症状

 

Q「マラセチア毛包炎の症状は?」

A「痒みがありますが、度合には個人差があります」

 

 

 痒みがある

 

マラセチア毛包炎の症状は、胸、背中、腕、首、額などに小さな赤い発疹ができて痒みがあります。

 

ニキビに良く似ていますが、ニキビよりも小さく均一な大きさです。

 

発疹の先端に膿をもつことがあり、この状態はニキビに良くに似ている状態です。

 

痒みに関してはニキビより少ないと感じる方や、酷い痒みを感じるか等様々です。

 

 

 かかりやすい年齢は?

 

マラセチア毛包炎の原因となる菌のマラセチアは常在菌なので誰でもかかり、特定の年齢の人がかかるということはなく、若い人から年配の人まで誰でもなる可能性があります。

 

高温で多湿な時期は汗をかいやすい時期で、この高温多湿の時期は発症しやすい時期と言えます。

 

マラセチア毛包炎の症状である赤い発疹は、表面はどちらかというと滑らかで、ニキビのように大きくなることはありません。

 

カビでもあるので痒みが発生する場合もあり、治療せずに放置すると痛みを感じる場合もあります。

 

 

 ニキビケアでは治らない?

 

カビの異常繁殖により膿が出ることもあります。

 

ニキビも膿が出ることがありますが、ニキビとは異なり、マラセチア毛包炎の赤い発疹は指で押し出すことができずに芯もありません。

 

ニキビと非常に似ているため、始めはニキビの薬を塗るなどのニキビケアをする場合がありますが、ニキビケアを続けても改善しない、または効果がないという場合にはマラセチア毛包炎を疑う必要があります。

 

 

 

跡になって残りやすい?

 

Q「跡になって残る事もあるの?」

A「マラセチア毛包炎は、気づくのが遅くなってしまい跡として残ってしまう事もあります。」

 

 

マラセチア毛包炎はニキビと似ていることで、ニキビ対策を長い間行ってしまう場合があります。

 

また、ニキビとは違い「マラセチア」という存在を知らないことで、対策に遅れてしまったり、対策そのものができない場合も考えられます。

 

つまりマラセチア毛包炎を、長期間そのままにしておくことで毛穴の中で異常繁殖し炎症を起こす期間が長引いてしまう事になります。

 

炎症している期間が長ければ長いほど、皮膚にダメージが蓄積しターンオーバが上手く機能できにくくなってしまいます。

 

これが原因で跡として皮膚に残ってしまう事もあります。

 

 

 

どんな部分がマラセチア毛包炎になりやすい?

 

Q「マラセチア毛包炎ができやすい部分は?」

A「マラセチア菌は皮脂が大好物なので、背中や顔、そして頭皮などに出来やすい傾向にあります」

 

 

マラセチア毛包炎はマラセチア菌というカビの真菌の一種が異常繁殖することで毛穴に炎症が起きることです。

 

マラセチア毛包炎になりやすい部分は、主に胸、背中、肩、腕など皮脂が多い部分にできやすい傾向があり、足やお尻などにも発生する場合があります。

 

皮脂が多く蒸れやすい部分に発生しやすい特徴があります。

 

 

 増えてしまう原因は?

 

マラセチア菌は誰でも皮膚にもっている常在菌ですが、増える原因には、高温多湿や汗が多い環境の他に皮脂が多い髪の毛の生え際や額や眉間、鼻筋、顎などにもできやすく、ニキビとできる部分もとても良く似ています。

 

マラセチア毛包炎と似ているニキビは顔を中心に症状があらわれ、痒みは殆どないのですが、マラセチア毛包炎は顔にもできますが、胸、肩などの周辺にも症状が広がり、軽く痒みもあります。

 

マラセチア毛包炎はニキビに似ていて、赤い発疹ができ始めはニキビケアをしていることが多いですが、ニキビケアでは治ることはなく、皮膚科での治療が必要です。

 

再発することもあるため、ニキビと間違えてニキビケアをしても改善されない場合には、早めに皮膚科を受診して治療を始めることが大切です。

 

また、症状が顔以外の胸や肩まで赤い発疹がある場合は、マラセチア毛包炎を疑うことが大切です。

 

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どんな人がなりやすい

 

 汗をかきやすい人

 

マラセチア毛包炎はニキビと同じように毛穴の皮脂汚れが原因と考えることができます。

 

できる部分も額であればこめかみの近くや、汗を多くかく背中や胸、肩や二の腕などが特徴的です。

 

特に夏になると汗をかきやすくなり、背中や首の周り、女性は下着に汗が溜まるため胸の部分にできやすいです。

 

マラセチア毛包炎は男女問わずどちらにも発症するもので、特に皮脂を好みます。

 

 

 不規則な生活習慣

 

皮脂の過剰分泌と不潔な状態を好んで炎症物質を作るため、それを誘発するようなストレス、睡眠不足、偏った食事、肌を不潔にするような状態はマラセチア毛包炎ができやすい傾向にあります。

 

マラセチア毛包炎ができやすい時期は高温多湿の時期なので、夏の暑い時期に症状がでやすくなりますが、これは皮膚の分泌が増えるためです。

 

夏は汗を多くかくため毛穴に皮脂が溜まりやすくなります。

 

 

 湿気の多い環境

 

またマラセチア菌はカビでもあるので、湿気を好みます。

 

梅雨などは湿気が多いためマラセチア毛包炎ができやすくなります。

 

女性は化粧水や乳液などをつけ過ぎることでマラセチアが増えることがあります。

 

また毎日お風呂やシャワーに入る習慣がない場合はマラセチア毛砲炎にかかりやすく、抗生物質の使用もマラセチア菌を増やす可能性があります。

 

 

 

マラセチア毛包炎の治し方

 

Q「マラセチア毛包炎の治し方は?」

A「これから説明するので、毛包炎を見つけたら早めにケアしましょう」

 

 

 皮膚科に診察に行く

 

マラセチア毛包炎の治し方は、皮膚科を受診して治療をすることです。

 

また、マラセチア毛包炎かニキビかを見極めるのであれば、皮膚科がオススメです。

 

皮膚の一部を採取して、顕微鏡検査で真菌類の存在が確認できれば確定診断ができます。

 

マラセチア毛包炎はニキビと非常に似ているため、始めはニキビの薬を塗ってケアする場合が多いですが、マラセチア毛包炎にニキビケアをすることで稀に多発したり、症状が繰り返し発生するなどで治りにくくなる場合があります。

 

ニキビの薬を塗っても治らない場合には皮膚科を受診します。

 

治し方は、マラセチア毛包炎はカビが原因なので抗真菌薬を使います。

 

病院で処方される抗真菌薬の塗り薬にはローションタイプとクリームタイプがあります。

 

抗真菌薬の塗り薬では治らない場合は抗真菌薬の内服薬を服用します。

 

ただし、いったん治癒しても、皮脂や汗で清潔が保たれていないと再発することがあります。

炎症を抑えるためのステロイド外用薬と、かゆみの強い場合は抗ヒスタミン剤(内服)やビタミン剤(内服)を適宜使用していきます。

あけみ皮フ科クリニックより

 

治っても、その後のケアが大切なことがわかります。

 

また再発を繰り返すことは、皮膚にダメージを蓄積していく事になり「シミ」の原因にも繋がっていきます。

 

 

 お肌を清潔にする

 

マラセチア毛包炎の治し方は皮膚科で抗真菌薬を処方してもらうことですが、予防や改善のためには肌を清潔にすることも必要です。

 

マラセチア菌はカビで汗や湿気、皮脂が多い部分を好み増殖します。

 

汗を多くかいた後はシャワーを浴びたり、毎日お風呂に入り体を洗って汗や分泌物などを落とします。

 

また石鹸やソープに使われている、「イソプロピルメチルフェノール」配合のアイテムを使うことで殺菌・抗菌してくれるので使ってみるのもいいかもしれません。

 

殺菌作用によって顔ニキビの原因となるアクネ菌を抑えられる上、抗真菌作用(防カビ作用)があることで背中ニキビの主原因となるマラセチア菌までも殺傷することができる

相澤皮フ科クリニックより

 

参考→イソプロピルメチルフェノールの特徴と殺菌・抗菌効果とは

 

 

 服装選び

 

ま汗をかきにくい服装も良い方法です。通気性の良い服装にするとカビの増殖を防ぐことが期待でき、夏などは汗や熱がこもらないような服装を心がけることも良いことです。

 

 

 規則正しい食生活

 

体調不良もマラセチア毛包炎が発生しやすい状態なので、栄養バランスのとれた食事、睡眠、運動などで体調を整えることも大切です。

 

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ステロイドで悪化してしまう?

 

アトピー性皮膚炎の方が、マラセチア毛包炎になった場合、ステロイドは使ってもいいのでしょうか?

 

ステロイドは炎症を抑える働きがありますが、同時に免疫力を下げる働きもあります。

 

これは、アトピー性皮膚炎は「免疫力が強すぎて起こる」症状なので、ステロイドで免疫力を弱くしていく方法です。

 

免疫力を下げる事は、マラセチア毛包炎にどのように影響していくか気になるところです。

 

治療指針としては、炎症を抑えるためのステロイド外用薬と、マラセチアの増殖を抑えるための抗真菌薬が基本となります。

 

それに加え、かゆみの強い場合は抗ヒスタミン剤(内服)を適宜使用していきます。

 

また、皮脂を減少させる効果が期待されるビタミン剤を内服する場合もあります。

 

晴海トリトン夢未来クリニックより

 

ステロイドを使っている場合は、医師に相談してみましょう。

 

 

 

メイクがマラセチアの原因に?

 

女性はメイクをしますが、仕事で疲れてしまい、ついメイクを洗い流さないで寝てしまう方はいないでしょうか?

 

メイクを残さず寝てしまう事はやってはいけない事だと、多くの女性は知っています。

 

実は、メイクを洗い流さないということは、長い時間の間脂肪を乗せたままの状態と同じことになります。

 

マラセチア菌は常駐菌で脂肪が大好物、ここぞとばかり待ち構えています。

 

マセラチア菌を大量発生させないためにも、帰宅したらメイクをきちんと落としましょう。

 

 

 

毛包炎と毛嚢炎は違う?

 

Q「毛包炎と毛嚢炎は同じじゃないの?」

A「意味は同じなのですが、ちょっとした事で別の原因に分かれます」

 

 

正確に言うと毛包炎は毛嚢炎は同じ意味で使われています。

 

ただし、マラセチア毛包炎と毛嚢炎は違うものに分類されます。

 

マラセチア毛包炎は紹介してきた通り、「マラセチア」が原因で症状として現れてきますが、毛嚢炎の原因の1つがカミソリなどにより毛穴が傷ついて細菌感染を起こしていることです。

 

 

毛嚢炎は皮膚感染症で見た目はニキビに非常によく似ていますが、病原細菌が皮膚に感染することで発症しします。

 

毛嚢炎は皮膚の常在菌の表皮ブドウ球菌などの細菌が毛穴に感染して発生する皮膚感染症。

 

カミソリを使ったムダ毛処理の他にレーザー脱毛、ステロイド治療などの原因で発生することが多いです。

 

また毛嚢炎もマラセチア毛包炎と同じく、首の後ろや、胸元、腕、太もも、お尻、陰部などにできることが多く、カミソリでムダ毛処理をすることが要因と考えられます。

 

 

 

マラセチア毛包炎はうつる?

 

Q「マラセチア毛包炎はうつるの?」

A「結論から話すと、うつる事はありません」

 

 

マラセチアはもともと人の皮膚に存在している菌であり、誰もが持っていて当然なのです。

 

そんなマラセチアは、他人にうつって毛包炎になるという事はありません。

 

そもそもマラセチア毛包炎になるのは、そのような皮膚にしてしまう環境が大きな要因です。

 

他人のマラセチア菌が自分に付着したからと言って、毛包炎になってしまう原因にはなりません。

 

 

 犬から移る?

 

人間だけではなく犬もマラセチアを持っています。

 

またマラセチアの影響で皮膚炎になってしまう事もよくあります。

 

この犬のマラセチアが人に移るかどうかの話ですが、犬のマラセチアと人間のマラセチアは異なるものなので、人にうつる事はありません。

 

 

 

まとめ

 

「顔や背中のマラセチア毛包炎はうつるのか?跡にならないためには?」いかがでしたか。

 

ニキビケアをしていて、なかなか改善されなければマラセチア毛包炎を疑ってみるのが良いかもしれません。

 

マラセチアのケアは早めに見極める事が大切になってきます。

 

セルフチェックや皮膚科に行って調べてもらいましょう。

 

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この記事は個人の意見であり、効果を保証するものではありません。

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