私が好きになった優しい人、優しすぎる彼氏の正体は!実は・・
2018/04/28
あなたが彼氏にしたい人ってどんな人でしょうか?
優しい人?共感してくれる人?それともいつも寄り添ってくれる人?
私は、それらの条件が揃う男性って、なかなかいないと考えたくらいの理想の条件でした。
でも、この経験がそれらを覆します・・。
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目次
彼氏との出会い
彼とは大学の時に隣の席になり、話しやすい人だなと思ったのが第一印象でした。
彼の方から話かけてくれたのですが、あまり男性と話すことに慣れていないのでかなり緊張しましたし、私は結構真面目路線で生きてきたので、彼のジーンズに穴が開いている感じとか、ピアスを開けている感じとかどれをとっても違う世界の人という感じで、憧れに感じる部分が大きかったかもしれません。
実際、彼に憧れている女生徒は多くいましたし、ちょっとチャラい感じもしていました。
紳士的な彼
話がとても面白くて、女性を先に優先させてくれるようなジェントルマン的な感じも意外性がすごくて一気に引き込まれる感じになりました。
私は当時4人グループでしたが、彼も4人グループだったので意気投合して8人で遊びに行くことも多かったですし、授業の合間にみんなで集まって遊んだり、講義終わりに遊びに出かけたり、オールでカラオケをしたりすることもよくあって、とても楽しい刺激的な時間を過ごすことができました。
優しさを感じた場面
彼はとにかく話上手なので、一緒にいてすごく楽しかったです。
大学が関西圏で彼も地元が大学の近くということで、関西圏ではない私にとってすごく面白い彼は魅力的でした。
結構慣れるまでは壁を作ってしまう私ですが、彼に自分の気持ちや実は根暗な所があるところ、腹黒いところがあることなど流れて語っていくと、引かれるかなと思っていました。
彼の前では素直になれる私
どんな時でも私を肯定してくれるので本当に居心地が良かったです。
今まで私は、共働きだった両親に心配を掛けまいと自分の気持ちを押し込めてきました。
中間子ということもあり自分自身でも素直になれず兄弟のように気持ちをストレートに表すことができない私にとって、無条件にどんな時でも私を肯定してくれる存在なんて彼が初めてでした。
そんな彼の存在がすごく嬉しかったですし、私も彼のことをもっと知りたいし、彼が悩んでいる時には支えになってあげたいと強く思うようになりました。
そんな私の気持ちに気づいているのか、彼はすごく私に期待を持たせるような態度を取ってきましたし、彼に対しても気持ちに気が付いた私は彼に思いを伝えずにはいられなくなり、彼に告白をして付き合うことになりました。
彼をチャラいという友人は止めましたが、私がすっかりのめり込んでいるので、もはや止められることもなくなりましたが、彼しか見えていませんでしたし付き合うことになってすごく幸せでした。
お付き合いをするようになって
何時も寄り添ってくれる存在
彼とお付き合いをするようになって、彼は常に私と連絡を取りたがりましたし、大学でも一緒にいたがりました。
やきもちも焼いてくれたり愛されているという感じを私に常に持たせてくれました。
私は大学の敷地内にある寮で暮らしていましたが、実家から通っている彼はいつも門限ギリギリまで外で一緒にいてくれてすごく幸せでしたし、周りからもラブラブと言われる感じで本当に幸せでした。
彼はルックスも良かったので、女性からも言い寄られることも多かったですが、私のために断ってくれたり、私命だというようなことを人前で言ってくれるので、恥ずかしけれど愛されている感じが私を安心させてくれました。
とにかく大学に来ている時には私と一緒にいてくれるので、安心感がありましたし、一日に何度も電話やメールがあるので女性の影とかも全く心配していませんでした。
友人たちからも彼女にぞっこんな彼氏というイメージが定着していました。
毎日がうれしかった私
彼とお付き合いするようになって、本当に人を愛するということはこういうことなんだ、愛されるというのはこんなに幸せなんだということを知ることができたように思い込むようになっていました。
実際本当に毎日彼は愛の言葉をささやいてくれましたし、その言葉を疑ったりもしませんでした。
優しすぎる彼
付き合い始めのころはとにかく私は嬉しくて楽しくて舞い上がっていましたし、恋愛経験が低かったためとにかくこれが理想的な恋愛なんだと思っていました。
彼は世の中の女性にとって憧れるような理想的な男性なんだと思っていました。
なので私はすごくラッキーな女性だし、きっと憧れの的的な女性なんだというちょっとした優越感さえ思っていました。
違和感を感じるように
でも、とにかく優しすぎる彼に次第になんだか怖さを感じるようになりました。
私のいうことを尊重してくれましたし、何でもいいと言って私の好きにさせてくれました。
なんだか次第に笑顔でどうでもいいと言われている気がして、優しすぎて不安になることも多くなりました。
始めのうちは気のせいかなと思っていたのですが、彼はとにかく何でも私優先にしてくれましたし、私が望むようにしてくれたのでそれが当たり前になっていました。
でもよく考えると彼が自分で決めないですし、何でもしてあげる、どうしてほしいの、どうやったら嬉しいのといったことを何でも聞いてきました。
次第に鬱陶しくなってきて、彼に意見を求めると、私が決めることが自分のすべてだから、私の思うようにしてほしいそうしたらずっとそばにいてくれるでしょと言ってきました。
背筋がゾッとしたのを覚えています。
優しい彼氏の正体は
次第に彼が私をつなぎとめておくために私のいうことを何でも聞いてくれていると思うようになり、彼に対して思っていた気持ちが次第に冷めていくのを感じるようになりました。
でもそれに気づかれたのか、彼は急に束縛をするようになりました。
これまでも電話やメールの数は多かったですが、今まで話をしていて別れたところなのに電話がかかってきたり、メールで今誰と一緒にいるのかとか、どこにいるのかといったことを頻繁に聞かれるようになりました。
当時彼と私の携帯会社は違っていて、かけ放題とかなかったので彼が笑いながら先月の携帯代が10万円超えたといった時には本当に怖かったです。
結局好きになったから優しく見えた彼は、私を束縛してつなぎとめておくために私を甘やかしていただけの男だと分かりました。
彼と別れるまでは、とにかく電話やメールがすごかったですし、女友達とも距離をおけというような圧力をかけてきて、精神的にも参ってしまいました。
結局友人たちが色々手をまわしてくれて、彼と別れることができましたが、笑いながら私を追い込もうとする彼の顔が今でも忘れられません。
優しいだけの男は怖いということをその時痛感したので今の私は男性に対しても警戒心がかなり強くなってしまいました。
優しい人とは、いったい何なんですか・・。