虫歯になりやすい人の秘密?歯ブラシでは防げない?!
2020/12/27
目次
素敵な女性は歯が命♪
素敵に着飾っても、どんなに可愛く振る舞っても、どんなに笑顔になっても歯が虫歯だったらもったいないですよね?
歯の色がきれいに白いのか黄ばんでいるかだけでも全然違います。
キレイに整っている歯に憧れてても、何故か虫歯になりやすく、歯医者に通う事が多い人はいませんか?
今回は虫歯になりやすい人の特徴をまとめてみましたので参考にして、虫歯予防してみてください。
虫歯になるのは歯ブラシが下手?
虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。
もっと言いますと、毎日朝晩歯磨きをしていても虫歯になる人もいれば、朝だけしか磨いていないのに虫歯が無い人もいます。
虫歯の原因は色々ありますが、毎日歯を磨いて虫歯になる事は「磨き方が下手」と殆どの方が考えてしまうのではないでしょうか。
実は虫歯の原因は「磨き方」だけではないのです。
逆を言いえば、いくら歯を磨いても虫歯になってしまう可能性があるという事なんですね。
今回は虫歯についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
虫歯の原因は
歯の磨き方が間違っている
「虫歯の原因は、磨き方が悪いから」と言われるくらい定番的な虫歯の原因の一つです。
ただし詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
分かりやすく説明すると、口の中に存在している細菌は、私たちが食べている物の中の「糖分」を餌にして増えていきます。
糖によって増えていく細菌を「歯垢」またの名を「プラーク」と呼びます。
歯垢は食事をしてから約8時間ほどで作られ始め、その歯垢の中のミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌が酸を発生させ、歯を溶かしていくのです。
この歯垢(プラーク)は、うがいだけでは取り除くことが難しく歯磨きで取る事が一番です。
歯磨きを丁寧にすることが、とても大切になってきますが、手を抜いたり間違った歯の磨き方をしてしまうと、歯垢が増え酸を出して歯を溶かし虫歯を作っていきます。
この歯垢(プラーク)が自分の歯にどのくらいついているか調べたいのなら、薬局で「歯垢染色剤」というものが販売していますので調べる事が出来ます。
また、朝起きた時にお口の中で粘り気を感じる事があると思いますが、まさにそれが虫歯の原因を作っている「グルカン」という物質です。
間食が多い
先ほども言いましたが歯垢は糖を餌としますので、特に甘い物を食べた場合虫歯菌は多くの酸を出していきます。
間食する回数が多ければ多いほど、酸を出す頻度が多くなり、再石灰化や唾液による酸の中和が間に合わず、虫歯の原因になっていきます。
間食は太る原因にも繋がっていくので、素敵な女性を目指しているのなら注意が必要です。
夕食を食べた後は何も食べたり、飲んだりしないのであれば、出来る限り早い段階で歯ブラシをしていきましょう。
ミュータンス菌が口の中にいる
ミュータンス菌は何処から来ているかご存知でしょうか?
何だか映画に出てきそうな名前ですが、このミュータンス菌が虫歯の原因であると言われています。
ミュータンス菌も糖を分解して酸を出していくのですが、実はこの菌は私たちが生まれながらにして持っている菌ではないのです。
ミュータンス菌は歯がないと常駐できないので、赤ちゃんが生まれてから歯が生えるまでは口の中には存在しません。
多くの場合、赤ちゃんが可愛くてスキンシップや口移しをしますよね。
赤ちゃんが大きくなるにつれて歯が生えてきます、そのタイミングでスキンシップや口移しなどをする事によって移っていくのです。
だいたい3歳くらいまでに口の中に住み着く菌の種類が決まると言われていますので、3歳くらいまでは少しでもミュータンス菌は入れたくないですよね。
自分に赤ちゃんがいて「ミュータンス菌を移したくない」と考えスキンシップを辞めるのは難しい事ですし、逆に親として無理な話です。
親はスキンシップをとるのだから、虫歯があるのなら治療をきちんと済ませ、口の中をキレイにしてからスキンシップをとる様にしていきましょう。
母親のミュータンス菌の数が多いと子供のミュータンス菌も多く、むし歯になるリスクが2倍以上高いというデータもあります。
3歳までにミュータンス菌が定着しなかった赤ちゃんは、将来虫歯になる可能性が低くなると言われています。
良く噛んで食べているのか
私たちは良く噛んで食べる事で口の中に唾液を分泌していきます。
唾液には「再石灰化」や「自浄作用」、そして「抗菌作用」があり、この抗菌作用でミュータンス菌を殺菌して流していきます。
ただし最近の食品は、食べやすい物が多くあまり噛まなくても食べれてしまうものが多くなっており、良く噛む場面が少なくなってきています。
良く噛む場面を作り出す事はミュータンス菌を減少させ、更には酸性に偏った口内を中和化していくので日頃からよく噛むことをしていきましょう。
牛乳を飲んでそのまま
丈夫な歯にしようとカルシウムを摂るために牛乳を飲むことは良い事ですが、他の飲み物と同様に飲む回数が多ければ多いほど、歯垢が反応し酸を作り出していきます。
飲む回数を減らす事と、飲んだ後は「うがい」等をして歯垢と結びつけない事が重要となっていきます。
唾液が少ない
口の中には唾液が存在しますが、唾液は食べた物の消化を助ける以外にも重要な働きをしてます。
唾液には「リン酸」や「カルシウム」等の再石灰化やPHを高める事で歯が溶けていくのを低下させるために必要なミネラル成分が含まれています。
つまり唾液が多いほど、虫歯になりにくい環境になっているという事です。
唾液が減ってしまう原因の一つが、口呼吸が多い事で、口呼吸をする事で口の中が渇き唾液が減ってしまいます。
また歯のかみ合わせが原因で少なからず口呼吸になりやすい方もいるようです。
お口が渇く事を「ドライマウス」と言い、虫歯になりやすい環境を作ってしまいます。
またストレスを溜めこむことで唾液の量が減ってしまう場合もあります。
年齢によって虫歯になりやすい
歯が生まれ変わりの時期、乳歯から永久歯に変わるタイミングが虫歯になりやすい時期です。
理由は、新しい歯が出て来たばかりの状態の時は、まだ未成熟であり約2~3年かけて強い歯へと変わっていきます。
そして歯が生え変わる期間は、乳歯と永久歯が存在する事で歯並びが良くない状態の場合もあり歯磨きが難しい事もありますので、年齢的に虫歯になりやすいと言われています。
糖が含まない食べ物
虫歯の原因はスナック菓子等の「糖」が密接に関わってきますが、酸性が強いレモンやグレープフルーツ、酢、そしてスポーツドリンク等が虫歯菌とは関係なく、歯のミネラルを溶かし出し弱くしていきます。
歯が弱くなればそれだけ虫歯にもなりやすくなります。
本物の歯をオレンジジュースに3日ほど浸けておくと、歯の表面が白くなり簡単に傷を付けれるくらいにまでもろくなってしまうそうです。
酸性の物(酸っぱい物)の食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。
虫歯になりやすい原因は遺伝?
先ほどもお話ししましたが、虫歯菌は生まれたばかりの赤ちゃんには存在していません。
つまり最初からいたわけではなく、大きくなっていく過程で両親や親族から唾液を介して移っているかどうかです。
遺伝ではなく、人間関係や環境が原因といってもいいのかもしれません。
食べたり飲んだりした後の歯磨きは禁物!?
よく虫歯にならないために、食事をした後に歯を磨く方がいらっしゃいます。
食べたり飲んだりした直後は、歯の主成分である「カルシウム」や「リン」が溶け出して柔らかくなっている状態なので、直後の歯磨きはしない方が無難です。
基本的には食事をした後の約30分間は、唾液がお口の中を中性にしようと働き出し環境を整えていきます。
どうしても気になるのであれば、少し時間をおいてから歯ブラシをするか、うがいをしましょう。
最近では食事の後、1時間程度経過してからブラッシングといった指導法も増えてきています。
虫歯予防の基本的な考え方
歯そのものは強くて、基本的に細菌が付いたくらいではびくともしません。
しかし、酸によって歯を弱らせたり、糖の摂り過ぎや長時間口の中に存在させることで、ミュータンス菌がお口の中で糖を分解し「グルカン」というネバネバ成分を作り出していきます。
グルカンが歯に付着する事で、歯垢(プラーク)を作り出し酸を分泌させ歯を溶かしていく事で虫歯になっていきます。
まとめ
「虫歯になりやすい人の秘密?歯ブラシでは防げない?!」いかがでしたか。
虫歯の原因を知って、もしかしたら自分に該当するものが幾つかありましたか?
今回まとめた虫歯の原因の特徴を参考にして、虫歯のない素敵な笑顔の女性になりましょう♪
美肌は.comでは、現役CAが白い歯ケアの「プレミアムブラントゥース」の体験談の記事もありますので、参考にしてみてください。