カッピング(吸い玉)とは瀉血(血抜き)、副作用、効果ないの?
2020/12/27
「カッピング(吸い玉)とは瀉血(血抜き)、副作用、効果ないの?」
カッピングと言えば東洋の医療をイメージする方もいらっしゃるかと思います。
ですが最近ではエステサロンでも、美容方法としても取り入れています。
最近ではカッピングをしに台湾に行く女性も増えてきているとか・・。
そんなカッピングの事を調べてきましたので参考にしてみてください。
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目次
カッピング(吸い玉)の口コミ集めてみました
「カッピングの口コミ沢山ありました♪」
Twitterより
鍼、お灸、カッピングをしたらヘロヘロに。心地よい気怠さで本日は休肝日!
背中に薄っすら丸い跡、最近のマイブームかな(*´◒`*)ふーっ— 太田光代 (@ota324) 2017年1月4日
足は右がコリ酷いと言われ、腰は左が酷いと言われ、カッピングしたら肩甲骨周りだけ恐ろしい色になってるからたぶんやばい、身体のメンテしたい
— 塩沢そると (@salt_off) 2016年12月25日
肩まわりにカッピングしてたら右肩がやばいことに…………ドス黒い…………(゜ロ゜)
— しろ (@nya_san73) 2016年12月23日
ていうかスネにカッピング置かれた瞬間痛みよりも引っ張られる感覚が強すぎて笑ってしまったしカッピングしゅごい…wwwwってなってた笑 あと足裏むくみすぎてて今日一番痛かったのはカッピングされたとこより足裏だった笑
— ちひろ (@_Chihiro25a_) 2016年12月23日
グロデブ注意でごめんなさいなんだけど、今日エステで初めてカッピングってゆう大きい吸盤で血管広げて血行良くするのやって来たら身体中痣だらけwww凄いwww年末にこんなwwwwww見てwwwwww pic.twitter.com/kx42tYfeoZ
— 空前絶後のくろ (@curo___date) 2016年12月20日
カッピングの跡がニットからチラチラ見えたらしく、社内でDV被害などを疑われる騒がしい朝を迎えていました…!笑
— 肉巻きOL (@_29maki) 2016年12月19日
母がさっきカッピングしてくれたんだが背中が中々グロいことになっている
— サガラ (@Sagara_Mitsuaki) 2016年12月10日
昨日2万歩も歩いて足がへろへろだったのですが、自宅でセルフカッピングしたら、とても足が軽くなりました。筋肉痛にいいみたい。スポーツ選手がカッピングしている理由が見えた気が。
— 内藤みか 「幸せになれる恋の近道」連載中 (@micanaitoh) 2016年12月10日
Instagramより
カッピングとは
Q「カッピングってなんなの?」
A「真空状態のカップを皮膚につけ血液の巡りを良くしていきます」
カッピングは別名「吸い玉」とも言われ、インドや中国、ヨーロッパなど昔から利用されていたトリートメントです。
ガラスやプラスチック、シリコンなどで出来ているカップを使って、背中や腹部等で真空状態にし吸着させることで滞っていた血液を身体の外に排出する事で血液の巡りを良くしていきます。
最近ではシリコン製の物もあるので、関節部分や、脂肪の少ない部分でもカッピングが出来るようになってきました。
皮膚の外側から内側に向かって刺激を与える物とは違い、カッピングの特徴である容器内を真空にする事によって、身体の内側から外側に向かって刺激を与える事が出来る施術です。
今でも中国や台湾、そして日本でもダイエットや美容として女性をメインに人気があります。
カッピング(吸い玉)の種類
Q「カッピングってカップを付けるだけなの?」
A「カッピングの方法は、1つだけではありません」
種類とは素材の事ではなく、カッピングの仕方です。
一般的に多いのは体に真空状態にしたカップを吸着させ、血液を体外に排出させるやり方です。
その他には
「メディカルカッピング(瀉血しゃけつ)」や「スライドカッピング」があります。
メディカルカッピング(瀉血)とは
カッピングと違うのは、真空状態にしたカップを吸着させた後表面に血液が浮かび上がってきたら、1度カップを外し針を刺していきます。
再度真空状態のカップを乗せ血液を抜いていきます。
つまりは普通のカッピングと異なり、ドロドロになった血液が穴から排出させるので、施術中にカップに血液が付いてきます。
刺す針に関してですが、「チクッ」とするくらいであまり痛くないようです。
施術中は血液が出てきますが、ごく少量(全体で30㏄程)なので血液が無くなるわけでないので心配ないようです。
まるで巨大なヒルに噛まれた様になります(妄想)、ネットで調べてみると結構グロイので、今回は掲載していません。
スライドカッピング
こちらは吸着させておくだけでなく、身体にオイルなどを塗ってカップを移動させるやり方です。
今は電動式ポンプを使って行う場合もあるようで、簡単に吸引力を持続させながら施術が出来るんですね。
カップの素材もガラス製ではなく、シリコン製を使う事があり圧力調整口が開けられており、その部分の塞ぎ方を調整する事で微妙な吸引力を移動させながら調整できます。
因みにこのスライドカッピングと似た走缶法というものがありますが、基本的なやり方は一般的なカッピングと同じで、移動させては火を使い真空状態にし、また移動させては火を使い真空状態にする事を連続して行う施術です。
ただこのやり方は電動式より微調整がむずかしく、一定の真空状態も確保できないので、技術が必要になってきます。
どんな人におすすめ
Q「カッピングはどんな人にオススメ?」
A「むくみや冷え性など、女性の方にオススメです」
むくみが酷い方
腰痛、肩こりがある方
冷え性の方
代謝を良くしたい方
ダイエットを考えている方
忙しい女性にとっては、気になるカッピングですね。
カッピング(吸い玉)を行う主な部分
特にツボがあるところで施術すると効果があると言われています。
背中
肩
腰回り
お腹
もも、ふくらはぎ
うで
足の裏
カッピングの効果
Q「カッピングをしたらどのような効果が期待できるの?」
A「血行を良くしたり、ダイエット効果に期待されています」
血液の流れを良くする
カッピングをする事で内部から外側に向けて皮膚を吸い上げる働きをしていきます。
この時に体の中に沢山ある毛細血管が収縮されながら刺激を受けます。
この時に集められたドロドロの血がカップを外した時に、一気に広がった毛細血管から押させるように流れていきます。
これにより血液の流れが良くなり、老廃物が排出されていくんですね。
ダイエット
カッピングでダイエットとは、脂肪を吸い出すとかではなく、痩せやすい体作りをしていく事になります。
血液の流れを良くすることは代謝力をUPさせる事に繋がっていくので、太りにくい体作りに貢献していきます。
運動不足であったり、事務仕事などが多い女性にとって「むくみ」は悩みの1つです。
ふくらはぎ等をカッピングする事で、血液やリンパの流れを促していくので効果が期待できます。
美容効果
カッピングを外した後の色の濃さで代謝が悪いのかどうか、専門の人であれば判別できるのだそうです。
(色が赤い所は比較的血液の流れが良く、老廃物が溜まり血液の流れが悪い部分は赤黒いそうです)
毛細血管は身体の隅々にまで栄養を運ぶ細かい血管です、カッピングにより刺激を受け代謝が良くなると同時に血行が良くなることは、お肌にも栄養が運ばれやすくなるので美容効果も期待できますね。
肩こり、腰痛
血行を促進する事で凝り固まった筋肉をほぐしていくので、肩こりや腰痛の改善に繋がっていきます。
体臭予防
自分の体臭が気になるとおっしゃる方でも、吸玉を続けると、臭いが気にならなくなってきたと言う方もいるようです。
美肌は.comでも、体臭予防に関しての記事はとても関心がある傾向にあります。
カッピング(吸い玉)は痛くないのか?
Q「カッピングに痛みはあるの?」
A「痛みの感じ方には、個人差があります」
色々調べてみましたが、「痛い」と感じる人もいれば「ちょっとだけ痛かった」と感じる人もいます。
やはり吸引力が強ければ、数日たっても痛みが残ってしまう場合もある様なので、それが嫌な場合は吸引力を控えめにしてもらう事で対処できると思います。
逆にその痛さが良いって人もいるので、なかなか一概に表現するのは難しいですね。
副作用は無いのか
Q「カッピングに副作用はあるの?」
A「知識がない方がやりすぎると感染症になることもあるよ」
副作用というものはあまりないようですが、施術後に肯定反応により一時的にだるくなる事があるようです。
また最近では個人でもカッピングの機材を購入できるのですが、知識が無い方がやったことで感染症になったケースもあるようです。
吸引力が強すぎると「水ぶくれ」ができてしまう事もあり、それをくり返すと感染症の引き起こす可能性があるので注意しましょう。
カッピングの跡は消える?
Q「カッピングの跡って残ったりしないの?」
A「気になるのなら、自分でやらないほうがいいよ」
個人差があり3~7日くらいで消えるようですが、先ほどお話ししたように個人で行った場合は違った結果になる可能性もあります。
私個人としては、自分でどうしてもやるのなら吸引力を弱くするのが良いと思いますが、一番いいのは自分でやらない方が良いと思ってます。
跡は数日間は残るので、プールに行ったり温泉に行く事は控えた方が良いでしょう。
(知らない人が見るとビックリするので)
エステでのカッピング
Q「カッピングをしたい場合はどうすればいいの?」
A「自分でやるより、カッピングの施術をやっているエステがオススメ」
日本ではエステでも取り扱っているカッピング療法。
足湯やジャグジーで体を温め、アロマオイル等を使ってマッサージとセットで行う所もあります。
吸引時間も一般のカッピング方法なら3分ほどで、外した後はハンドトリートメントで揉みほぐしていきます。
エステの場合は、一般のカッピングとスライドカッピングの2種類がメインとなっています。
スライドカッピングなら全体に程よくマッサージをしていく感じなので、個人的にはオススメのカッピングです。
まとめ
「カッピング(吸い玉)とは瀉血(血抜き)、副作用、効果ないの?」いかがでしたか。
カッピングに対しては医学的にもはっきりしていない部分もありますが、古くからおこなわれている事も事実です。
口コミを調べていて思ったのは、意外と若い年齢層の方に人気があるように思えました。
有名なのは水泳選手である「マイケルフェルプス」がしていたことでも有名ですね。
日本ではエステでも取り扱っていますので、興味のある方は一度行ってみてはいかがでしょうか。