オトガイ筋や舌骨筋の鍛え方やストレッチ、早口言葉の練習?
2018/05/01
注目されている関連記事
短期間で解消二重あごをなくすリンパマッサージ方法|骨格が原因?
リガメントほぐしのやり方|ほうれい線、目元のたるみを改善?!
目次
顔の変化に気づいて来たら
30代後半あたりから顔に変化を感じてくるのではないでしょうか?
頬のお肉がたるんできて「ほうれい線」が目立つようになってきたリ、時にはそのほうれい線にお化粧がたまってしまったり。
またほうれい線が目立ってきて、色々とケアをしているのに効果が無かったり。
笑った後のシワの後が消えにくくなったりと色々変化を感じて落ち込んでしまっている女性は多いのではないでしょうか?
ほうれい線と顔のたるみ、それを改善していくには舌の筋肉が重要なカギをもっていたんです。
舌の周りには沢山の筋肉がある
舌の周りには70種類以上の筋肉が存在していて、舌を鍛える事で一気に沢山の筋肉を刺激する事ができ、首から上のリンパに作用させる事が出来ます。
首から上には200以上のリンパ節があり老廃物を身体の外に出す働きをしています。
首から上の筋肉は、普段あまり動かす事が少なく、近年で言えば柔らかい物や食事を飲み物で済ましてしまう方もいて、それにより首から上のリンパの流れが滞りやすくなっています。
その結果「むくみ」になりやすく、老廃物をたっぷり含んだ余分な水分が目の下や頬に溜まっていく場合があり、結果として顔のたるみになってしまいます。
舌を鍛えて美しく
筋肉は年齢を重ねると筋力が低下していく事が多いのですが、実はその原因は加齢ではなく運動不足です。
つまりいくつになっても筋肉は鍛える事が出来るのをご存知でしたでしょうか?
いくつになっても鍛える事ができるのは嬉しい事ですね♪
舌は筋肉の塊で、オトガイ筋や舌骨筋等舌を鍛える事によってシワやたるみを短期間(特に鍛える事を普段していない人)で改善していきます。
あご周りのリフトアップ
あごのたるみをリフトアップするエクササイズです。
まず椅子に座ります。
鉄棒にぶら下がって懸垂(けんすい)を始めるイメージで腕を上げて鉄棒をにぎる感じに軽く握ります。
懸垂するように鉄の棒(イメージ)を持ったこぶしを首元に引いてきます。
自然と胸をはる状態になりと思います。
この胸を張る姿勢を作る事が大切で、姿勢が悪いと顔と首、胸の筋肉が繋がっているので効果が半減してしまいます。
目線はやや上を見るようにし、お口を閉じて舌で上の歯と歯茎の境目付近をを押します。
この状態を8秒間キープ、これを朝晩3回ずつ行っていきます。
これをすることによって、舌と繋がっている舌骨筋(ぜっこつきん)等を鍛える事ができ、あご周りのたるみのリフトアップに繋がっていきます。
やり方は簡単ですが、あまり鍛えてない方は初めてやった後に「筋肉をつかってる」実感をする事が出来ます。
舌スイングエクササイズ
更に負荷をかけるやり方があり、特にフェイスラインである二重あごを気にしている方におススメです。
先ず壁を背にして立ちます。
壁から20センチほど一歩前にでて、肩幅に合わせて足を広げます。
足の位置はそのままにして壁によっかかり、背中を壁から離し頭だけを壁に付け上を向きます。
口をあけて天井に向けて舌を出します。
思いっきり舌を突き出したら、左右にゆっくり4往復していきます。
右から左へ5秒、左から右へ5秒ほどかけてゆっくり、そして思いっきり舌を突き出して行ってください。
ちょっと間抜けな感じですが、これを朝晩1回ずつ行います。
最初は「きつい」ですが、それだけオトガイ筋等の筋肉を鍛えている事になりますので楽しんでいきましょう♪
毎日やってフェイスラインを引き締めていきましょう。
ほうれい線を薄くしていくエクササイズ
これは舌を回すエクササイズです。
更にちょっと恥ずかしいエクササイズですが、筋肉に効いてくるのでやってみましょう。
先ず姿勢を正して椅子に座り、目線は1㎝上を見る感じにします。
お口を塞ぎ唇の周りに沿って、舌を内側からおもいっきり押すようにしてゆっくり回していきます。
左右に3周ずつ朝晩回します。
舌で内側から押してシワを伸ばしていくイメージで回す事がポイントです。
このエクササイズをする事で、オトガイ筋や口輪筋(こうりんきん)、頬筋(きょうきん)などが引き締まる事で、顔のハリを戻していく効果が期待できます。
これによりほうれい線が目立たなくなっていくんですね。
実際に効果があるのか
3人の女性に2週間行って頂いたところ、ほうれい線が1.5ミリ浅くなるなど顔が引き締まってきたんです。
2週間という期間なので、更に続けていく事でリフトアップに繋がっていきます。
やってみたら直ぐに筋肉を鍛えている事を実感できると思うので、是非やってみてください。
終わった後は
エクササイズが終わった後は、首を摩ってクールダウンしてください。
やってはいけない人
顎関節症の人や痛みが酷くなる方はひかえましょう。
継続する事が大切
筋トレなので効果が出やすいですが、筋トレを辞めてしまうと効果が切れてしまうので、継続して習慣化させましょう。
舌を鍛えて健康に
舌の力が衰える事によって、様々な病気にかかりやすくなると言われています。
人は食べ物を噛む時に、舌を使って食べ物を歯の上に巧みに移動させていきます。
普段意識していないですが、これによってきちんと物を噛んで消化を良くしていきます。
食べた物を飲み込んでいく時も、舌を使って丸め込んでから飲み込んでいきます。
これが普通の食べている状態なのですが、舌の力が衰えていくと食べ物を上手く歯の上に移動させることができす、上手く噛むことが出来なくなります。
更に飲み込もうとしていないのに、食べ物が少しづつ食堂に流れていきます。
これをくり返していくと、器官に入り命にかかわる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」の原因になりかねません。
この他にも舌の力が衰える事によって、インフルエンザになるリスクが高くなっていきます。
舌の力は何もしなければ50歳を超えたあたりから減少傾向にあります。
この大切な舌の力を維持していく事が健康に繋がっていきます。
健康的に鍛える方法
衰えていく舌の筋肉。
この筋肉を鍛えるのにもう一つ効果的なのが「早口言葉」だったんですね。
早口言葉をすることによって、下の巧みな動きや力強い動きを鍛える事が出来ます。
舌を鍛える事が出来れば、色々な食べ物、沢山の量を食べる事が出来るようになります。
舌が衰えていないかセルフチェック
やり方は簡単で。
「パタカ」という言葉を10秒の時間帯に何回言えるかを計測していきます。
成人の平均が22回、それを超えていれば、まずは安心です。
あなたは何回言えたでしょうか?
何故「パ」「タ」「カ」と言うのかと言いますと、「パ」をいう時は唇を付けます。
「タ」は舌先を使います。
「カ」は舌の奥を使って言います。
話す文字によって、使う所が違う3文字を使う事で舌を激しく動かす事になり、舌の力がまだ衰えていないかが良くわかるんですね。
このセルフチェックは、検査の項目にも使えますが、舌の訓練としても役に立ちます。
若い人にも効果的
この「パ」「タ」「カ」は若い人にも効果的です。
舌の周りの筋肉が衰えていくとお口が普段から開いた状態になります。
あなたの周りに普段から口が開けっ放しの人はいませんか?
お口が空いた状態になると、口呼吸になってしまい鼻のフィルターを通さないのでウイルスをダイレクトに侵入させてしまいます。
また口の中は唾液で潤っているはずが、口呼吸をすることで乾燥気味になり、口臭の原因にも繋がっていきます。
男の人に多い気がしますね。
予防の考えで行くと、もちろん早口言葉や「パタカ」もオススメですが、カラオケも効果があるそうです。
まとめ
「オトガイ筋や舌骨筋の鍛え方やストレッチ、早口言葉の練習?」いかがでしたか。
最初はちょっと大変ですが、筋肉は年齢関係なしに鍛える事が出来るので、どんな方でもオススメできます。
オトガイ筋や舌骨筋(ぜっこつきん)、口輪筋(こうりんきん)、頬筋(きょうきん)等、舌を鍛える事で沢山の筋肉を刺激し更にはリンパにも働きかけていくので小顔効果も期待できます。
顔のリフトアップの方法は1つではないので、色んな対策方法を試してみてくださいね。
注目されている関連記事
短期間で解消二重あごをなくすリンパマッサージ方法|骨格が原因?
リガメントほぐしのやり方|ほうれい線、目元のたるみを改善?!