肌のターンオーバー早めるのは危険!乾燥肌、敏感肌は危険?!
2020/12/27
「肌のターンオーバー早めるのは危険!乾燥肌、敏感肌は危険?!」
みなさんはターンオーバーに関してどのように考えていますか?
正常なターンオーバーは28日周期。
年齢や環境によってターンオーバーの乱れる事は、すなわち「期間が長くなっていく事」だけとおもっていませんか?
ターンオーバーを早める事は実は美肌作りにとって、とても避けなければいけない状態になってしまう事もあるのです。
ターンオーバーを早めれば、シミやソバカス対策になっていくと言われているのに、どうしてなのでしょう。
今回は何故ターンオーバーを早める事は危険なのかを解説していきます。
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目次
そのスキンケア大丈夫?
女性にとって顔は命、そしてそのお肌を綺麗にしていく事は永遠のテーマともいえます。
スキンケアの方法は無限と言っていいほど沢山あり、皆さん試行錯誤して毎日ケアしているのではないでしょか?
お肌を清潔にし潤いを与え健やかにしようと、色々考えながらやっているスキンケア。
時間とお金をかけているにも関わらず、良かれと思っていたスキンケア、実はお肌が悲鳴を上げているのかもしれません。
間違えたスキンケア
Q「お肌に水分を与える事が乾燥?」
A「ただ水分を与えすぎる事は、逆にお肌の水分を奪っていきます」
水を染み込ませたパック
お肌に潤いを与える目的でしていたパック。
お肌に潤いを与えようと沢山の水分を入れる事により、逆に水分が失わていく事をご存知でしたか?
分かりやすいのは、新聞や雑誌などの紙を水の入った容器に入れて、しばらくし経ってから水からしばらく上げておくと「くしゃくしゃ」の状態になりますよね。
それと同じような現象がお肌にも起こってしまうのです。
水分だけだと保湿力がほとんど期待できないので、沢山水分だけを染み込ませることは注意が必要です。
化粧水に限っても同じで、水よりは保湿力はありますが、それだけを沢山つけすぎるとお肌を守る構造が崩れていき水分が奪われていきます。
水分や化粧水を使う場合は直ぐにクリームなどで蓋をすることが大切になってきます。
乳液や保湿クリームをすりこむ
スキンケアをしていく上でやりがちな事が、お肌に美容成分を染み込ませようとして「こすりこんでいく」事です。
こすりすぎは、顔の肌の構造を壊していき肌の乾燥と炎症を招いていしまいお肌にとって良い事ではないのです。
お肌の細胞を死なせる事が大切
Q「健康的なお肌は、細胞が死んでいるってどおいう事?」
A「細胞が死ぬ時に、お肌に大切なものを作っていくのです♪」
赤ちゃんのお肌はモチモチのぷるっぷるですよね。
その赤ちゃんの肌の細胞を顕微鏡で調べてみると、なんと細胞の中に「核」が存在していないのです。
核が存在していないという事は、その細胞が死んでいるという事なのです。
ぷるっぷるでモチモチの肌のはずなのに、何故お肌の細胞が死んでいるのでしょう。
皮膚の細胞は、お肌の深い部分で生まれて徐々に肌表面へと押し出されていきます。
お肌の表面の部分である角層に到達した細胞は、古い物から垢となって剥がれ落ちていきます。
この仕組みを「ターンオーバー」と言います。
ターンオーバーが早めると!?
お手入れのし過ぎで水分や油分が奪われてしまうと、これ以上角層から水分が抜けていかないように細胞の増殖を早めようと働き出し、ターンオーバーを早める事になっていくのです。
正常なターンオーバーの場合、細胞の「核」は角層層直下で消えてしまうのに対し、早いターンオーバーは核が残ったまま肌の表面に出てきます。
正常なターンオーバーの時、角層に近づいた細胞は「核」が消えると同時に何かを残して消えていきます。
その何かとは?
何故早める事が危険なのか?
次で説明しますね。
お肌のスキンケアのやりすぎ
Q「スキンケアを念入りにしているんだけど・・」
A「間違えたスキンケアをしすぎると、乾燥肌になる事も・・」
お肌のスキンケアはやり過ぎると逆効果。
負担がかかり水分や油分が無くなったりしていくと、ターンオーバーのスピードを早める事になってしまいます。
大急ぎで角質層にたどり着いた細胞たちは、「核」を残しつつ隙間が沢山ある肌になってしまいます。
お肌にとって大切な水分が、隙間から出て行ってしまうのです。
これが乾燥肌の原因の一つです。
赤ちゃんの肌の場合、もちろんスキンケアもしていませんし肌トラブルにもなっていないお肌は、角質直下で「核」が消える時に「セラミド」等の細胞間脂質や水にくっついて潤いを保つ「アミノ酸」等を放出していくのです。
放出された「セラミド」や「アミノ酸」が角層の隙間の部分を埋めていくので、水分を肌から逃がさない「お肌のバリア」を形成していきます。
スキンケアのやり方を間違えたり、やり過ぎてしまうと、逆に乾燥肌になっていくのが理由がわかりましたでしょうか?
細胞間脂質がお肌の潤わせる大切な働きをしているんですね。
ターンオーバーが遅くなっていく事にも問題がありますが、ターンオーバーを早める事も美肌作りからかけ離れてしまうのです。
放っておくとどうなるのか
「間違えたスキンケアは、くすみやしわの原因になってしまいます」
「・・・・・・!!」
スキンケアの見直しをしないでいると、
ターンオーバーが早くなる→セラミド、アミノ酸が作られない→脂肪肝脂質が無い→隙間が出来る→乾燥する→ターンオーバーが早くなる・・・
この悪循環になってしまい、そのままにしておくと細胞を過剰に作り出していき、皮膚が厚くなっていきます。
このぶ厚くなってしまった皮膚によって「くすみ」や「しわ」、「ゴワゴワ肌」になってしまい、人の心理としては、更に「スキンケアしなきゃ!」という状態になってしまうのです。
この悪循環にならないように気を付ける事が大切になってきます。
身近な人にお肌が気になり過ぎて、スキンケアオタクになっている人はいないですか?
乾燥肌を防ぐには、ターンオーバーが遅くもなく早くもなく正常に働いている事が大切なんですね。
今からでも遅くないターンオーバーの正常化
Q「ターンオーバーを正常にしていくには?」
A「肌に優しい保湿クリームを毎日塗る事です」
お肌にとって早すぎるターンオーバーは危険です。
実は3週間で正常なターンオーバーを作る方法があるんです。
ポイントになってくるのは、細胞の核が角層直下で死んだ状態になり、肌自ら「セラミド」や「アミノ酸」を放出させる事です。
その方法は、「朝晩1日2回、保湿クリーム」を「やさしく塗る」事だったんです。
3週間続けた実験では、保湿クリームを塗っていない人に対し、塗った方は約3倍もの肌の水分量が上がったんです。
スキンケアをやっていたとしても「やりすぎ」は、肌本来の力が弱くなってしまうのです。
やりすぎていて「肌の調子がいまいち」と感じてるのであれば、一度スキンケアをやめて洗顔した後は「保湿クリーム」だけのスキンケアにしてみてください。
保湿クリームは出来れば敏感肌でも使える物がオススメです。
敏感肌でも使える保湿クリーム セシュレル
お肌にとって加湿した方が良いのか?
Q「お肌の事を考えると加湿器はオススメ?」
A「加湿する事より、気温差を少なくすることが大切です」
特に乾燥する秋や冬は加湿器による肌の乾燥対策をすることがありますよね。
お肌の事を考えると、湿度を上げておくことは良いと思います。
ハッキリとした実験結果はまだ証明されていない部分もありますが、多くの論文では室内と室外との急な湿度の変化はお肌に負担をかけてしまうと言われています。
つまり加湿をあまりし過ぎない事が、健康な肌作りに繋がっていくんですね。
数値的に言うと、加湿器を使った場合湿度が約70%環境になると言われていまが、湿度変化に対応できる肌を作り上げていくには、湿度を約40~60%にしておくのが理想と言われています。
こうする事で、環境が変わっても湿度の変化がすくないのでお肌にあまり負担がかからないようになります。
湿度40%なら、ぎりぎりインフルエンザ対策にもなりますね。
寒い時が要注意?
Q「乾燥肌対策は寒くなってからでいいの?」
A「ターンオーバーの事を考えると、乾燥しだす前の秋ころからスキンケアが大切です」
冬が近づくと乾燥しがちになり「リップクリーム」を塗る事も多くなってきます。
やはり冬になると角層の保水力が減少しその影響は春まで続いていくという実験結果があります。
カサカサ肌の対策は冬が大切と思われる方も多いと思います。
成人の正常なターンオーバーは28日と言われていて、細胞が作られてから皮膚の表面に到達するまでに約1ヵ月となります。
そのことから考えると冬に入り乾燥が気になりだしてから保湿を優先的にするのではなく、秋から保水を心がける事が大切になってきます。
日本なら10~11月頃からのスキンケアがポイントになってきますね。
泡の力だけで洗顔
Q「正常なターンオーバー作りに洗顔も関係ある?」
A「泡の力を使って、擦らないように洗う事がオススメです♪」
顔を洗う時は、手のひらで擦る人も多いかと思いますが、それが積もり積もると肌へ負担をかけてしまいます。
先ほどお話した正常なターンオーバーを作り出すのためには洗顔も気を付けなければなりませんが、実は「赤いシミ」の対策にも繋がっていきます。
赤いシミは他のシミとは特徴が違い、なんとお肌を擦るだけで出来てしまうシミなのです。
顔の肌を擦る事で皮膚の奥に炎症が出来てしまい、それが「赤いシミ」の原因になってしまうのです。
シミの原因は紫外線が有名ですが、30代くらいになると「肝斑(かんぱん)」といわれるものが出来てきます。
特に擦り過ぎる事で出来てしまう肝斑、このシミを防ぐには「泡の力」を最大限に活用する事がポイントになってきます。
肝斑(かんぱん)とは
頬や眼の下、鼻の周りにできるこのシミは、赤っぽい薄茶色のシミです。
肝斑の原因は女性ホルモンが原因であったり、肌の擦り過ぎによってもでき、ピルを服用した場合にもできる場合もあるようです。
肝斑の出来る原因ですが、色々な説があるのですが洗顔をする時に良くこする部分に発症されている事が分かってきています。
トラネキサム酸は「抗炎症作用」があるので有効として使う事があります。
有効な泡の作り方
1.泡を作り出すネットを濡らし搾ります。(あまり濡らさない事がポイント)
2.洗顔料を付けて、ネットをゴシゴシします。
3.ふかふかの泡が出来たら、それを顔に着けます。
4.絶対に手を顔の皮膚に着けないで、泡だけで洗います。
5.頬などの凹凸が少ない部分は、泡をつけて軽く押し洗いしていきます。
(フワフワ感を感じ取る様にポンピングします)
6.凹凸のある鼻筋やこめかみ等はなでる様にして洗います
(この時も決して肌に触らないようにします)
7.洗顔が終わったら、優しくすすいでいきます。
泡だけできちんとキレイに洗えることが実感できるのではないでしょうか。
洗顔の種類も大切ですが、洗顔方法がとても重要になってきます。
今赤いシミがあったとしても、この泡洗顔を約3ヵ月続けることで、改善していく人もいるようです。
肌に負担を与えないので、正常なターンオーバーは勿論の事、カサカサ肌対策に期待できますね。
泡洗顔にも色々種類がありますので自分に合ったものを選んでください。
ピーリング
ニキビ等の改善にピーリングをする場合があります。
ピーリングも使い方には要注意で、目的はターンオーバーの正常化です。
ピーリングのやりすぎや、意味のない使用は必要以上にターンオーバーを早めることになってしまい、乾燥肌やニキビの原因を作ってしまいます。
まとめ
「肌のターンオーバー早めるのは危険!乾燥肌、敏感肌は危険?!」いかがでしたか?
乾燥は皮膚の炎症から起きる場合があります。
ゴシゴシ擦らない事を心がけていきましょう。
1日2回の保湿を基本とする。
ただしカサカサしていないのであれば、必要以上なクリームをする必要はありません。
毎日スキンケアをするのではなく、時にはお休みを
休める事で乾燥している部分がわかるので、その部分を見つけ意識していきましょう。
スキンケアをする時は何でもかんでも使うのではなく、少しづつ使いながらお肌の様子を見「自分で使ってみて良いと感じた物」を使いましょう
メイクをすることも大切ですが、スッピン美人でもいたいですよね。
正常なターンオーバーを作り出し、肌トラブルを治す事で健康美人を目指していきましょう♪
敏感肌でも使える保湿クリーム セシュレル