きゅうりパックを滅多切り!それでもまだ続けますか?
2020/12/27
きゅうりパックとは
きゅうりパックは一時は流行った時もありますが、今となっては密かな?美容方法になっています。
韓国では、有名人がきゅうりパックをしていたりと、未だにきゅうりパックをしている女性います。
何故、きゅうりでパックをするのかというと、約90%以上が水分で出来ており、スライスして顔に付けたらヒンヤリして気持ちがいいです。
付けてみて直ぐに体感できるので、きゅうりパックを続けている事があります。
ただし、使い方によっては、肌のトラブルになったり、勘違いをしている部分もあります。
そのあたりを徹底的にまとめてみました。
きゅうりパックの効果は
ビタミンc
ビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、美白効果があると言われています。
お肌に大切なコラーゲンの合成を増やしたり、ニキビの炎症を抑えたりと優れた働きがある様に見えますよね。
色々なサイトを見ても、「きゅうりに含まれているビタミンCで肌の調子を整え、シミやクマの改善・・」なんて書かれていたりします。
効果が期待できるのは、あくまで肌に浸透した場合の事、ビタミンCはしみ・そばかすの予防に良いと言われて、美肌効果にも優れ、ニキビや皮膚の老化を予防するといわれる有名な成分です。
ところがビタミンCそのものは、不安定で皮膚角質を突破してに浸透していく事ができないのです。
つまり、ビタミンCがあるきゅうりを顔に付けてもお肌に浸透しないので、意味がないという事になります。
ビタミンを肌から吸収させるのに、今の化粧品にはビタミンC誘導体(ビタミンC皮膚に浸透しやすくしたもの)が配合されたものが多くなっています。
もちろん浸透できれば、毛穴を引き締めたり、皮脂の分泌を抑えたりとお肌にとって良い事尽くめなのですがね・・・。
ソラレン
この成分の特徴は紫外線を吸収しやすくる「光毒性物質」を産生、シミやそばかすの原因である色素沈着を誘発させる性質を持っています。
女性でシミやそばかすを作りたい方ってほとんどいないと思いますが、きゅうりパックをする事は、しみやそばかすを作る原因になるので注意が必要です。
外出する時や、昼間の紫外線に当たる時間を避け夜きゅうりパックすることで、ソラレンによる色素沈着を防げると書いているサイトが多いですよね。
でも知ってましたか?
食べて体内に入った場合は、2時間後にピークを迎え5~7時間過ぎたあたりから減少していくのですが、これは食べて消化していく時の事です。
肌に付けた場合は、2~3日残留すると言われており、「夜きゅうりパックで大丈夫」なんて事はありません。
もう一度言います、朝のきゅうりパックを辞めて、夜にパックしてもソラレンによる影響を防ぐことが出来ません。
カリウム
カリウムの働きによって「むくみ」が取れると言われています。
しかし、これは口から体内に入れた時であって、きゅうりを肌に張った時ではありません。
水分約90%
約90%以上が水分で出来ている事で、肌に付けている間はヒンヤリし保湿されている事に違いありません。
肌にとって皮膚の保湿はとても大事です。
ですが、つけている時と、外した後の短時間だけの様な気がします。
90%以上が水分であるきゅうりは、確かにみずみずしいですが、それで肌がみずみずしくなるわけではありません。
色々なサイトに出ているきゅうりパックの効果
シミ予防
むくみ解消
保湿効果
美白効果
クマ改善
日焼け効果
女性にとってこんなに効果があったら最高ですが、しかし殆ど効果を期待できないでしょう。
まとめ
「きゅうりパックを滅多切り!それでもまだ続けますか?」いかがでしたか。
きゅうりパックの良い理由を突き詰めていくと、ほとんどが飲んだ場合の効果であったり、きゅうりを見たイメージが肌に与えていく内容が多いです。
確かにきゅうり自体はみずみずしいですが、それを肌に着けたからといって同じようにお肌がみずみずしくなるわけではないようです。
しかもリスクもあるので、そこまでして「きゅうりパック」のをする理由が見当たりません。
私個人の意見としては、きゅうりパックするくらいなら、きちんとしたスキンケア使いなさいよ♪と言いたいわけです。
スキンケアの方法は1つではないので、色んな対策方法を試してみてくださいね。
当サイトでは、毛穴ケアで人気のスキンケア「オラクル化粧品」を徹底的に調べた記事もあります。
そちらも参考にしてみてくださいね