お風呂で正座するだけで美容効果、むくみ・骨盤のゆがみ解消
2016/11/18
むくみの原因
ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われるように、下半身に向かって流れて来た血液をふくらはぎの筋肉によって、重力に逆らうような感じで心臓の方に流していきます。
ふくらはぎの筋肉が上手く機能しなければ、血液がふくらはぎ等で滞ってしまい「むくみ」の原因になります。
普段から運動していれば、筋肉を効果的に動かす事が出来るのですが、社会人になると運動をする機会が減り、特に女性の場合は男性より筋力がないので、「むくみ」になってしまう事があります。
特に事務職等の長時間同じ姿勢でいる場合、足を使う事が少なくなるのでふくらはぎの筋力がおちやすい傾向にあります。
また血流が悪くなると、毛細血管まで血液が運ばれにくくなり冷え性になってしまいます。
女性の、ふくらはぎのむくみや冷え性の原因は、筋力の衰えが原因の事が多いです。
むくみを解消するには
改善していくには、先ほどの内容を読んでいただければ自然とわかる様に、運動をしてふくらはぎを動かして筋肉を付ける事が一番です。
では「そうしましょう」と言いたいところですが、朝から仕事をして帰宅してからのジョギングやストレッチは、なかなか出来ないものですよね。
マッサージも効果的ですが、それすらもできない気分な時ってあります。
でもふくらはぎの筋肉を上手く使う事は、「むくみ」や「冷え性」は勿論の事、体全体の血流が良くなっていくので、細胞が活性化し健康にも美容にも効果があります。
そこでちょっとした一工夫、まずお風呂に入る事です。
「忙しくって疲れているからそれすら出来ない~~!」と言う方は、頑張って湯船に入りましょう♪
お風呂に入る事で汗をかき体温が温まるので、代謝がよくなっていきます。
それだけでも効果はあると思いますが、湯船に入った時に「正座」をします。
簡単ですよね!?
湯船の中で正座する事によって、自分のふとももでふくらはぎを加圧する事になります。
湯船の中なので、浮力があり関節や筋肉に必要以上の負荷がかかりにくいので無理なく正座がしやすくなっています。
ふくらはぎが加圧(マッサージしている状態)され、血流を良くしていく事で「むくみ」の解消に繋がっていきます。
詳しいやり方は、後程お話ししますが、背筋を伸ばして正座する事で、骨盤のゆがみにもアプローチしていきます。
湯船での正座の仕方
やり方は簡単で、
1)湯船の中で立ち膝の状態になります。
2)左右の膝と、かかとを付け合わせます。
3)関節に負担をかけないように腰をゆっくり下ろし、かかとの上にお尻をのせます。
4)背筋を伸ばして、約1~2分間正座の状態を保ちます。
5)関節に負担をかけないように、ゆっくり立ち膝の状態に戻し、ゆったりできる体制に戻して終了です。
浮力があるので足に負担をかける事は少ないと思いますが、もし違和感を感じるようであれば完全に正座しないように、両腕で浴槽のふちに手をかけましょう。
私の場合は、足関節のところがお風呂の床にぶつかって痛いので、タオルを敷いています。
さらに効果的に
足に負担がかからず物足りない場合は、正座の状態になった時に前後左右と身体を動かす事で、更なる加圧をかけ筋肉をもみほぐす事が出来ます。
効果を期待して無理にやると足に負担をかけてしまう場合があるので、加減をして行いましょう。
美容効果も
ふくらはぎの筋肉をもみほぐす事は、体全体の血行促進になるので、毛細血管まで血液が運ばれ細胞にも栄養が運ばれるので美容効果も期待できます。
正座でお風呂に入る事で、普段より効果的に身体が温まり副交感神経が刺激されリラックス状態を作りやすくもなります。
以前にも睡眠の事はお話ししましたが質の良い睡眠がとれなければ、ターンオーバーが乱れたり、肌のバリア機能が低下したり、ホルモンバランスに影響する事で肌トラブルになっていきます。
睡眠の質を上げる事は、女性にとってお肌にも影響してくるので、嬉しい働きですね。
更に骨盤のゆがみにアプローチしていくので、リンパの流れも良くなり、ゆがみが酷かった方なら出ていたお腹も凹みやすくなると言われていて、内臓の働きも良くなっていきます。
まとめ
湯船で正座をするだけで、色々な事が改善されていきます。
女性には多い「むくみ」や「冷え性」の改善方法は色々ありますが、今回ご紹介した「お風呂で正座」は多分誰でも出来るかと思います♪
毎日忙しく、むくんでしまったり足が冷たくて悩んでいたのなら、是非実践してみてくださいね♪