新生毛がシャンプーで抜ける!抜け毛にしないで育てる方法とは
2020/12/27
「新生毛がシャンプーで抜ける!抜け毛にしないで育てる方法とは」
はげると言えば、男性だけだったはず。
なのに最近は、女性でも髪の毛が薄くなっている人が多くなってきました。
しかも若いのに分け目から地肌が見えてる人もたまに見かけますね。
しかも、自分が薄くなってきていることを気づいてない人もいます。
最近になって髪の毛が多く抜けて来た?と思った時ってありませんか?
お風呂の排水溝が詰まりやすくなってきたリしていません?
髪の毛が抜けるようになってきた事は、つまり髪の毛の寿命が短くなってきたからかもしれません。
つまり抜け毛になってきている状態かもしれません。
抜け毛や薄毛は男性と考えている方が多いと思いますが、近年になって根毛や薄毛で悩んでいる女性は600万人いると言われ、女性が薄毛になってもおかしくない時代になってきています。
もし自分の髪の毛の状態に異変を感じたのなら、髪の毛の特徴を知る事が大切になってきます。
目次
頭皮マッサージが抜け毛の原因?
Q「頭皮マッサージってオススメでないの?」
A「マッサージは抜け毛・薄毛の原因になってしまう事もあります」
髪の毛が育ちやすい頭皮にしようと「頭皮のマッサージ」が定番として多くの方が認識されていると思います。
マッサージする事で頭皮に存在する毛細血管を刺激し血行が良くなることは間違いではありません。
その他にも、頭皮を揉み解す事により硬くなった頭皮を柔らかくする事が目的でもあります。
頭皮硬くなる理由は血流の流れが悪くなっている状態で、抜け毛や薄毛の人は頭皮が硬くなっている事が多いのです。
これは頭皮だけではなく、人間の身体は動かさなくなると場所によっては動かしにくくなったり、硬くなったりするのと同じで、頭皮をマッサージ等でほぐさないでいると硬くなっていく傾向にあります。
女性の場合、運動不足等の原因が重なると「冷え」の症状が現れてきますが、それと同じような事が頭皮にも起こるというわけです。
「冷え症」=「リンパや血行の流れが悪い」という事で、「頭皮が硬くなっていく」=「血行が悪くなる」という事です。
シャンプーをするときに、頭皮の血行促進と考えマッサージをする女性も少なくありません。
頭皮にマッサージが必要な理由
髪の毛を作り出す栄養素は、頭皮に沢山存在している毛細血管から毛母細胞に運ばれてきます。
髪の毛は栄養をもらった毛母細胞が分裂し片方が髪の毛、もう片方が次の分裂のための毛母細胞となるのですが、血行が悪く頭皮が硬くなれば、自ずと栄養も運ばれにくくなり、分裂が盛んに行われなくなってしまいます。
健やかな髪の毛を作り出すには、頭皮環境が重要なのが分かると思います。
しかし、シャンプーをしながらゴシゴシマッサージをしてしまうと、抜け毛の原因になる事もあるんです。
それは、生えてきたばかりの「新生毛」を無くしてしまうからなのです。
これを知らなければヘアケアにはならない?!
Q「抜け毛予防に育毛剤やシャンプーは効果ない?」
A「抜け毛や薄毛を気にするのなら、先に知っておくことがあります。」
抜け毛対策や薄毛対策を考えている方は、育毛剤やサプリメント、シャンプーなどを色々考えて購入して使っているのではないでしょうか?
抜け毛対策で良い事をしていても、それ以上に悪い事をしていては意味がありません。
この後、お話ししていく「新生毛」は、女性にとっても男性にとっても、抜け毛対策として考えるのならとても重要なポイントになってきます。
育毛剤やサプリメントを購入するのも良いですが、その前にやっておかなければいけないことを、この後説明していきます。
新生毛とは
Q「新生毛ってなに?」
A「生えてきたばかりの毛で、他の毛とは違う特徴を持っています」
新生毛「しんせいもう」という、髪をご存知でしょうか?
なんでこんな話をするのかというと、どんな人でも毎日髪の毛は抜けていきます。
そして代わりに新しい毛が生えてくるのですが、生えてきたばかりの髪の毛が「新生毛」、つまり抜ける髪の毛の量より、生えてくる髪の毛の量が多ければ、薄毛にはなりません。
そのことからも、抜け毛で薄くなっていく女性にとって、この新生毛を特徴を知ることは重要になってきます。
もちろんシャンプーや頭皮マッサージも大切な要素になってきますが、新生毛の事を知るだけで自分が何をしたらいいのかが見えてくると思います。
新生毛は抜けやすい?
毎日生えてくる新生毛は、とてもデリケートなのをご存知でしょうか?
産毛の様な新生毛の特徴は、とにかく「抜けやすい」事なのです。
せっかく生えてきても直ぐに抜けてしまっては意味がありません。
腕や足の毛は生えてきたばかりでも抜けづらいですよね。
新生毛が簡単に抜けてしまうのは、その毛穴の特徴なのです。
頭皮の毛穴は、腕や足の毛穴とは違い穴の大きさが広い事にあります。
なので、まだ生えてきたばかりの新生毛はきちんと根がはっていない状態と同じなので、とても抜けやすいのです。
例として言えば、稲の苗を植えたばかりの物は、まだ根がはっていないので簡単に抜けるのと同じ状態なのです。
女性としては、腕や足の毛が簡単に抜けてくれればと考えるのですが、そうはいかないようです。
とにかく新生毛は「簡単に抜ける」事を覚えておきましょう。
新生毛は生えてこない?
抜けやすい新生毛の特徴を知って、どうしていこうか考える女性は多いと思いますが、新生毛にはまだまだ知っておかなければいけない事があります。
それが「一度抜けたら生えにくい」事です。
生えにくいというか、正確には髪の毛は抜けてから生えてくるまでに「3~4ヶ月ほど」かかります。
ただし、3~4ヶ月ほどと言うのは、健康的な頭皮環境の話です。
年齢や生活習慣の影響等によって、更に生えてくる間隔が長くなってくる可能性もあります。
過度なダイエットやストレスを溜め込んでいるのであれば、もしかしたら生えてくるまでの期間が長くなってきているかもしれません。
新生毛は女性にとって重要
新生毛は「抜けやすい」そして一度抜けたら「しばらくは生えてこない」のが特徴だという事がわかったかと思います。
ヘアケアは色々ありますが、新生毛を抜かないように育てる事も重要だという事がわかりますよね。
抜けてしまう髪の毛の事も考えなければいけませんが、新しく生えてくる「新生毛」を、いかに立派に育てるかがポイントになっています。
シャンプーはしない方が良い?
Q「シャンプーいない方が良いの?!」
A「抜け毛の事を考えるのなら、シャンプーより髪の特徴を理解する方が重要です」
女性ならほぼ全員毎日シャンプーしてるのではないでしょうか?
20代で社会人の女性なら、朝シャンしていてもおかしくないですね。
髪の毛は自然と約50本が毎日抜けていきます。
それと同時に新しく生えてくるのが「新生毛(しんせいもう)」。
この新生毛を抜かないように大切に育てる事が、とても重要になってきます。
マッサージに注意
新生毛が生えてきても、頭皮を柔らかくしようと長くマッサージをしたり、力強く行う事はこの新生毛を抜いてしまう原因になります。
マッサージをすれば良いというものではないので気を付けましょう。
マッサージの仕方については後程詳しくご紹介していきます。
シャンプーの仕方を変える
Q「新生毛を抜けないように育てるには?」
A「新生毛を抜かないように頭皮をマッサージしてくことです♪」
実は新生毛はとてもデリケートで抜けやすいのです。
シャンプーで髪の毛と頭皮を洗う時は、新生毛を抜いてしまう可能性が非常に高い場面なのです。
洗う準備
髪の毛をいきなり洗うのはNGです。
洗う前には38度ほどのお湯で十分に濡らしておきましょう。
湯船に浸かる前に頭皮を濡らしておくのが良いと思います。
洗い方&マッサージ
やり方のポイントとしては、擦るのではなく、指(爪を立てるのでなはい)を立てて頭皮に密着させたら、その状態で頭皮をゆっくり動かしていきます。
これにより毛細血管を刺激し血行が良くなるのと同時に、擦ることがないので、一般的な洗い方より新生毛に負担をかけずに洗う事が出来ます。
ただしこの洗い方の場合、泡立ちが悪いので時間をかけてしまう方もいるようですが、シャンプーは手に取ってきちんと泡立ててから頭にのせます。
この洗い方は、洗った感があまりないので手のひらで泡立てた泡を頭にのせ、頭皮を擦らないように少し浮かせた状態で髪の毛に馴染ませていきます。
この時点で髪の毛が泡の付いた状態になり、この後から指を頭皮に接触させてゆっくり回していきます。
もちろん、回している時は指先が頭皮を擦らないように、密着させておくことが大切です。
髪の毛に整髪料等を付けていて洗い足りないと思われる場合は、指を頭皮から離して髪だけを優しくもむようにして洗っていきます。
基本は1日1回のシャンプーがお勧めです。
必要以上に洗い過ぎると、頭皮を守る皮脂までも取れてしまうからです。
どうしても朝シャンプーしたい方は、洗浄力が弱いシャンプーや、お湯だけで洗う事がオススメです。
この方法によってマッサージしながらでも、新生毛があまり抜けないようにすることができます。
すすぎ方
すすぐときも新生毛の事を意識してすすぐことが大切になってきます。
洗う時と同じで、指の腹を頭皮に付けたら擦らずに頭皮を動かすようにしてすすいでいきます。
絶対に頭皮を擦らないでください。
もう一つのポイントが洗い流す水の温度。
1.温水時は43度の少し高めにします。
2.温水で一通り洗い流したら、
次は冷水で洗い流します。
3.頭皮全体を洗い流し終わったら、また温水です。
温水→冷水→温水→冷水→温水(最後は温水で終わらせます)
これだけすすぐと、洗い残しはほぼないと思います。
ちなみに最後に温水で流すのは、風邪をひかないようにするためです。
このくり返す温度差が毛細血管を刺激しながら血行の促進にも期待できます。
しかも気持ちいい♪
個人的な感じですが、私がこれをするようになってからは、お風呂上りは、以前より頭皮から汗が出てきて、「血が通ってる!」みたいな感じです♪
また髪の毛をすすぐ時は、新生毛の事を考えると手を使って思いっきりすすぐのではなく、シャワーの水流の力を利用する事で、新生毛が抜ける事を防いでいきます。
比較的高温でゆすいでいるため乾燥が早いのもあるので、お風呂から上がったら直ぐにタオルで頭を巻いてください。
タオルを外すタイミングは、ドライヤーをかける直前にしましょう。
髪の毛の乾かし方
すすいだ後の乾かし方も注意が必要です。
タオルで擦る様にして水気を取る事は、新生毛を抜いてしまう原因になります。
頭にタオルをかけ、頭皮を揉みこんだり、指先で軽くたたくようにして水気を取っていきます。
ドライヤーをかける時も、新生毛を意識して擦らないようにしていきます。
ポイントは、少し遠めから温風をかけ手で頭皮を擦らないように乾かすことです。
髪の毛を洗う時に注意すること
Q「髪の毛を洗う時の注意点は?」
A「温度を高すぎたり低すには注意しましょう」
髪の毛を洗うなら基本的に38度前後のぬるま湯がオススメです。
あまりにも熱い温度で洗ったりすすいだりすると、頭皮に必要な皮脂までも取ってしまう事になり、乾燥をの原因になってしまいます。
また冷たい水ですすぐと、毛穴が縮まってしまう事もあって汚れが落ちにくくなります。
新生毛を抜けないようにした洗い方は、手で擦るのではなく、優しく洗い流すことがポイントなので温めのお湯の流水の力を使う事がポイントになってきます。
シャンプーは毎日使わなくても良い?
Q「シャンプーは必要ないの?」
A「シャンプーを使う事が良いのではなく、頭皮を清潔にする事を心がけましょう」
シャンプーを使う事でスッキリと洗う事ができます。
逆にシャンプーを使わずに洗っている人は少ないのではないでしょうか。
最近注目されているのが「湯シャン」です。
湯シャンは、シャンプーを使わずにぬるめのお湯だけで洗う方法です。
現代人としては、ちょっと抵抗があるかもしれませんが頭皮環境を考えると理にかなっている部分もあります。
特に汚れが酷くないのであれば、湯シャンだけでも頭皮を奇麗にすることができます。
抜け毛を気にするのであれば、毎日ではなくてもいいので湯シャンをすることで、頭皮環境を良くし新生毛を育てる事ができます。
間違えたマッサージをしている人が多い
マッサージが良いからと言って、必要以上にしてしまうと逆に頭皮環境を悪くしてしまう可能性もあるります。
頭皮は実は顔の皮膚より薄いのをご存知でしょうか?
血行促進のためにマッサージをしているつもりが、逆に皮膚を傷めてしまう事があるので注意が必要です。
それでもマッサージが必要な理由が、頭の部分には筋肉が無いので、何かしらの方法で強制的に動かして上げなければ固まりやすくなる事は間違いないと思われます。
自分の頭皮は実は硬くなっている?
Q「頭皮って硬くなったりするの?」
A「年齢や生活習慣などの影響で硬くなることもありますので、セルフチェックしてみましょう」
頭皮が硬くなることを避ける事が重要なのが分かってきたと思いますが、自分の頭皮の硬さはどうでしょう?
なんとなく柔らかい?それとも少し硬くなってきている?
実際には何を基準にしていいのかわからないですよね?
動画を載せましたので、自分の頭皮をチェックしてみてください。
骨の上に指をあてた場面がありましたが、もし頭皮がその状態に近い場合は、これから剥げていく可能性があるので注意していきましょう。
頭皮を硬くする他の原因
Q「頭皮を硬くしてしまう原因って?」
A「紫外線や不規則な生活なども、頭皮を硬くしてしまう原因に繋がっていきます」
紫外線
紫外線を長い時間浴びる事は頭皮にダメージを与える事になります。
髪の毛が頭皮を紫外線から守ってくれますが、100%ではありません。
紫外線の影響で皮脂が酸化していき、毛穴を詰まらせていくので、頭皮環境を悪くし血行が悪くなっていく原因にもなっていくので、長時間外出する時は防止などを被るのも対策になります。
睡眠不足やストレス
頭皮の血行が悪くなる理由は紫外線だけではりません。
睡眠不足であったり偏った食事も、頭皮の血行が悪くなってしまう原因と言えます。
血行が悪くなれば頭皮を硬くしてしまう事に繋がっていくので、十分な睡眠やバランスの取れた食事を摂りましょう。
使っているシャンプー
シャンプーにも色々な種類がありますが、髪の毛の事を考えると洗浄力の強い物はオススメできません。
何故かと言いますと、洗浄力が強い分だけ必要以上に皮脂が取れてしまう可能性があり、取れ過ぎてしまう事によりバリア機能が低下したり、また新たに皮脂を作り出そうとして大量の皮脂を分泌してしまう場合があります。
紫外線の時と同じように、毛穴を詰まらせる原因にもなるのでシャンプー選びも自分の頭皮に合った物を使いましょう。
香りやメーカーを気にするより、新生毛の事を考えましょう。
やってはいけない事
よく指の腹で優しく洗うと言われていますが、結局は擦る事になり新生毛を抜いてしまう事になるので注意が必要です。
頭皮に指を付けたら擦らずに、頭皮を動かすようにしていきましょう。
あと個人的にはノンシリコンがお勧めです。
シリコンは髪自体には良いのかもしれませんが、薄毛の人にはNGだと思ってます。
まとめ
「新生毛がシャンプーで抜ける!抜け毛にしないで育てる方法とは」いかがでしたか。
薄毛を気にするのなら、それに合った行動をしなければいけません。
人の髪の毛は黙っていても抜け、同時に生えてくる髪の毛もあります。
抜け落ちる髪の毛と生えてくる髪の毛を比較した時に、残る髪の毛が多ければ薄くなることはないのです。
新生毛は抜けやすいですが、大切に扱う事で丈夫な髪の毛になっていきます。
どうしても薄毛が気になる人は、無料で頭皮チェックできる所に一度行ってみるだけでも違います。
↑重要(自覚する事が大切)
多分、自分の毛穴の状態を知ってビックリすると思います。
今回はシャンプーの仕方を中心にまとめてみましたが、また別の観点から髪のケアの方法を調べてみます。
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この記事は個人の意見であり、効果を保証するものではありません。