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健康 成分

ヘム鉄と非ヘム鉄の不足と効果|鉄分欠乏症貧血症状の予防と治療

 

どうして貧血になるのか

 

鉄分はカルシウムやたんぱく質などと同じように人が生きていく上で欠かせない栄養素の一つです。

 

呼吸によって取り入れた酸素を、血液の中に存在する赤血球で身体の隅々に運んでいきます。

 

赤血球には「ヘモグロビン」と呼ばれる鉄分とたんぱく質からできた成分が沢山存在していて、その鉄分が酸素を身体の隅々に運ぶのに大切な働きをしています。

 

しかし、色々な事が原因で鉄分が不足してしまうとヘモグロビンを作る事ができず酸素を運ぶ働きが弱くなってしまいます。

 

また赤血球の寿命が約半年でもあり、バランスの良い食事をしていかないと鉄が不足していきます。

 

酸素の運ばれる量が減っていくと、身体は慢性的に酸素不足になっていき色々な体調不良となって現れてきます。

 

 

 

女性が貧血になりやすい理由

 

貧血は男性より女性の方が多いのはご存知ですよね。

 

女性の方が貧血になりやすい理由は、学生さんであれば体の成長期だったり、定期的な生理による出血や、赤ちゃんに十分な栄養を与えていくために妊娠中や授乳中の女性は鉄分が不足気味になっていきます。

 

また偏った食生活を続けていたり無理なダイエットをしていく事で、食事から鉄分を摂る事ができなくなり鉄分が不足していきます。

 

日本人女性の5人に1人は鉄分が足りていないと言われています。

 

 

 

隠れ貧血とは

 

身体に存在する鉄分は、血液の中だけではなく肝臓に貯蔵されている事はご存知でしょうか?

 

よく鉄分を補給するには「レバー」を食べるのが良いと言います。

 

この理由は、牛や豚、鳥なども肝臓に鉄分を貯蔵しているのでレバーには鉄分が多く含まれているんですね。

 

血液中の鉄分が少なくなっていくと、肝臓に貯蔵してある鉄分を使う事で、ある程度の期間は貧血の予防になっていきます。

 

この身体の状態が「隠れ貧血」と呼ばれています。

 

鉄分が少なくなれば身体の隅々に酸素を運べなくなってしまうので、肝臓は日頃から鉄分を貯蔵し不足して来たら血液中に鉄分を送り出すので、直ぐに身体に悪影響が出ないようにしていきます。

 

肝臓の働きが重要である事がわかるのですが、逆の見方をすると貧血がわかった時には、血液中にはもちろんの事、肝臓に貯蔵されている鉄分の量がかなり減少しているという事になります。

 

もっと簡単に言いますと、貧血になった時は鉄分が極端に少なくなっている事が考えられます。

 

 

 

鉄欠乏性貧血

 

鉄分不足によおる血液中の赤血球やヘモグロビンの濃度が低くなると色々な症状が現れだしてきます。

 

立ちくらみ

めまい

疲れやすくなる

眠気

動悸(どうき)

息切れ

肩こり

全身のだるさ

イライラする

集中力の低下

 

等々、酷くなると私生活にも影響してしまいます。

 

ただこの鉄欠乏性貧血は、病気が進んでいっても症状をあまり感じない場合もあるのです。

 

それは貧血の進行していく速さに関係しています。

 

早い段階で貧血が進んでいく場合は症状が出やすいのですが、進行していくスピードが遅い場合は身体が貧血状態に慣れて行ってしまうので、なかなか自覚症状が出ない事があります。

 

貧血であっても、貧血になっている自覚をしないで生活してい女性がとても多いのです。

 

貧血になっているかどうかは、血液検査をすることで簡単にわかる事が出来るのですが、貧血をあまり重い病気と思わないでそのままにしてしまう方が多いようです。

 

しかし、鉄欠乏性貧血になると単なるめまいだけではなく、時には命にかかわる事があるので注意が必要です。

 

 

 

気を付けなければならない事

 

貧血だけでも気を付けなければならない事なのですが、貧血の裏に別の病気が隠されている可能性がある事を見逃してはいけません。

 

鉄が不足する大きな原因は、慢性的な出血です。

 

女性の生理以外に消化管の出血が非常に問題になり、特に「胃がん」「大腸がん」等の病気があると命に関わっていきますので、貧血を軽視せずにきちんとした検査をして対策していく事が大切になってきます。

 

検査は内科などで受ける事が出来ます。

 

「胃かいよう」「大腸ポリープ」「子宮筋腫」も貧血の原因になります。

 

 

 

食事で鉄分を摂る

 

鉄分を多く含んでいる物

 

あさりやシジミ等の貝類

豆腐、納豆

牛肉、レバー

お魚

ほうれん草

小松菜

海藻

 

 

 

吸収率をアップ

 

貧血予防に必要な鉄分。

 

この鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類が存在しています。

 

非ヘム鉄は日本人が食べる食事に多く含まれているのですが、ヘム鉄より吸収が悪いので効果を期待できない事もあります。

 

非ヘム鉄に比べてヘム鉄の方が約5~6倍吸収率が良いと言われています。

 

鉄分の吸収力を上げるには、ビタミンCとたんぱく質が重要になってきます。

 

どちらも吸収しやすい形に変え、たんぱく質は赤血球の主成分なので赤血球を増やしていきます。

 

ビタミンCが含まれる、ニンジンやピーマン、カイワレ大根。

 

タンパク質が含まれる卵やイカ、チーズ。

 

これらを組み合わせて食べる事で、効果的に吸収し血液を増やしていきます。

 

鉄分は吸収率があまり良くないので工夫して摂っていきましょう。

 

 

 

ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

 

ヘム鉄(肉や魚に含まれている)、非ヘム鉄(野菜や穀類に含まれている)の特徴についてまとめてみました。

 

吸収率の高いヘム鉄は、鉄イオンがポルフィリン環に囲まれているので、胃や腸の壁を刺激しにくくタンニン等からの吸収の邪魔をされにくい特徴を持っています。

 

逆に非ヘム鉄は、タンニン等から吸収を妨げられやすく、胃や腸の壁を刺激していく事があります。

 

更にヘム鉄はヘムオキシゲナーゼ※1により吸収される量が調整されるので摂り過ぎにもなりにくい性質を持っています。

 

ですが基本的には鉄は吸収されにくい成分で、他の成分と比較するとヘム鉄で約20%、非ヘム鉄で約5%です。

 

酸素と結合しやすい鉄。

 

そして身体に優しく吸収されやすい非ヘム鉄を意識して摂る事が良いでしょう。

 

※1 ヘム代謝に関わる酵素であると同時に,細胞を酸化ストレスによる傷害から守る細胞保護蛋白

 

 

 

食べる時に注意する事

 

緑茶や紅茶、コーヒーと一緒に鉄分を摂る事は避けましょう。

 

タンニンは鉄イオンと結びつく性質があり、難溶性の物質にするので鉄分の吸収を阻害してしまいます。

鉄分は、赤血球を作り出すために必須の栄養素、不足すると身体の隅々まで酸素を運ぶことができにくくなり、貧血や疲労感、冷え、集中力低下に繋がります。

ヘム鉄のサプリメントを飲むときにコーヒーの他、紅茶や緑茶と飲むことはNGです。

コーヒー飲む量とタイミング|眠れないときの対処方法と効果より

 

身体に良いとされる玄米や大豆には「フィチン酸」が含まれていて、これと一緒に鉄を摂ると吸収を邪魔してしまいます。

 

またインスタント食品に含まれる「食品添加物」のリンも吸収を下げるので、カップラーメンとレバー等の鉄分が含まれている物との食べ合わせはやめましょう。

 

 

 

鉄欠乏性貧血の治療方法

 

毎日バランスの良い食事をすることが鉄分不足の解消に繋がっていきます。

 

しかし鉄欠乏性貧血と診断された場合は、食事だけでの補給では追いつくことが難しく治療が必要になってきます。

 

基本的な治療は錠剤などで鉄分を補っていくのですが、副作用があり気分が悪くなることもあるため「シロップ剤」と使用したり、注射をする場合もあります。

 

薬の投与だと1~2カ月程度で改善していきますが、十分な鉄分を補充していくには6ヶ月ほど続ける必要がある場合もあります。

 

また鉄分が不足してしまう原因となる病気ある場合、それを治療する必要もあります。

 

 

 

まとめ

 

「ヘム鉄と非ヘム鉄の不足と効果|鉄分欠乏症貧血症状の予防と治療」いかがでしたか

 

鉄欠乏性貧血はきちんとした治療をする事で治る病気です。

 

身体中に酸素を運ぶ赤血球は寿命が約120日間です。

 

日頃から鉄分を意識して摂る事で予防でき、ヘモグロビンを沢山作るので「冷え症」の予防にも繋がっていきます。

 

非ヘム鉄より、吸収率が高いヘム鉄を多く含むレバーや赤みの肉をしっかりと食べましょう。

 

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